師範Twitterの記録☆2019年6月11日(火)NBAファイナルG5と【ルーツ】 | vinkoのブログ

師範Twitterの記録☆2019年6月11日(火)NBAファイナルG5と【ルーツ】

 

 

師範Twitter 

https://twitter.com/shihan2018 

 

 

師範@shihan2018  6月11日 

プレーオフの興奮も次のゲームまでひと段落。せっかくTwitter復帰したので、今のNBAであたり前に見られることのルーツを可能な限り書いてみます。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】ショットクロック 

24秒以内にショットを打たないとバイオレーションとなるこのルールですが、1950年のフォートウェイン対ミネアポリスの試合で、ミネアポリスのセンター、ジョージ・マイカン対策で徹底的にシュートしない作戦をフォートウェインが行なったことがきっかけです。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】ショットクロック 

その結果、19-18という史上最低スコアの試合となり、他のゲームでも同じことが多発するようになりました。ひたすらボールを回し続ける試合はプロスポーツとしては致命的で、リーグは対策を講じました。その結果作られたのが24秒ルールです。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】ショットクロック 

なぜ24秒かというと、1試合で両チームに60回のオフェンス機会が必用で算出され、48分=2880秒÷120(両チーム60回のオフェンス)=24秒となりました。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】バックボード 

当たり前にゴールの裏についてるバックボードですが、これが誕生したのは意外な理由からです。シュートを決めやすくするため、と考えがちですが、バスケットボールが誕生した初期はダンスホールの壁を利用してゴールが取り付けられることが多かったのです。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】バックボード 

中学校の体育館のサイドに設置されたゴールと同じで、ゴールの裏側に観客が詰めかけました。すると相手チームのシュートを観客が手を出して邪魔してしまう事態が多発。そうさせないために付けられたのがバックボードなのです。カイリーは当時の観客に感謝しないといけません。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】チームダンサー 

現在では各チームを華やかに彩る存在のダンスチーム。このルーツは今は無きABAというNBAに対抗したリーグによってもたらされました。老舗のNBAに対抗して1967年に創設されたABAはNBAがフランチャイズを置かない都市を中心にチームを置きました。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】チームダンサー 

しかし創設当初は観客の集客に苦しみ、多くのチームが出来てはすぐに消えるを繰り返していました。そこで観客を楽しませるエンターテイメントに力を入れ、カレッジでお馴染みのチアリーダーとして、美しい女性たちを採用しました。しかも肌の露出の多い衣装でです。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】チームダンサー 

チアではなくボールガールとしてビキニの水着を着用させた、マイアミ・フロリディアンズは特に有名で、若く美しい女性のビキニ姿はABAの象徴的な存在でもありました。 https://twitter.com/i/status/1138426607335542784 

 

師範@shihan2018  6月11日 

ABAは76年に解散しましたが、その後NBAでは79年にLAレイカーズがオーナーのジェリー・バス発案で「チームに華やかなプロフェッショナルなダンスチームを作れ」と指示を出し、ハリウッドのお膝元LAから優れたダンサーを集めたレイカーガールズが作られ、NBAチームにダンスチームが加わりました。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】改良型ゴール 

NBA最大の魅力はダンクでしょう。一般人には届かない高さにあるゴールにボールを叩き込めるのは、選ばれたアスリーツのみです。現在ではゴールがダンクによって壊れて試合中断になる事はまずありません。それは度重なる改良でゴールが壊れないようにしてあるからです。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】改良型ゴール 

60年代になると運動能力に優れた黒人選手がNBAの中心となってきて、その結果豪快なダンクでゴールが壊されることが起こってきました。その先駆けとなったのがボルチモア・ブレッツのFWであったガス・ジョンソン(198㎝)です。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】改良型ゴール 

写真にある壊れたゴールはガス・ジョンソンが空中で飛びついて止めようとしたディフェンスもろとも、ダンクを叩き込んだためゴールが粉砕された写真で、このプレーは通称「ガス・ジョンソンスペシャル」と呼ばれたものでした。当時のゴールではこうした衝撃に耐えられない。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】改良型ゴール 

ゴール破壊で有名になったのがダリル・ドーキンス(211cm)で、従来の常識を覆す、満身の力を込めて叩き込むダンクは一躍有名になりました。79年にドーキンスはダンクで2回ゴールを破壊。試合の遅延が問題視され、ゴールの改良が検討されることになりました。 

 

師範@shihan2018  6月11日

【ルーツ】改良型ゴール 

ドーキンス対策でゴールの根元に一定の力が掛かると、バネでゴールが折れ曲がる衝撃吸収装置を付けられました。これによりバックボードが割れて、ゴールが壊れることは激減したのですが、今度はその装置すら無にしてしまう怪物センターがリーグに登場しました。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】改良型ゴール 

その選手がシャキール・オニールで216㎝で135kgという破格の体格から繰り出すダンクはシャックアタックと呼ばれ、ゴールを根元からもぎ取ってしまうダンク、ゴールが壊れて折りたたまれてしまうという出来事が続き、その結果ゴールの根本的改良がなされたのです。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

【ルーツ】改良型ゴール 

シャックのダンクからゴールを守るため、現在のNBAではゴールは直接支柱に取り付けられ、衝撃吸収装置の強化および、ゴール全体強度の大幅な強化が行なわれており、試合中どんな激しいダンクがあってもゴールが壊れないようになりました。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

正直言って、今日のKDの怪我でFAのKDを他チームが引っ張る可能性はかなり低くなり、GSW残留が結果として決まったことになったと思う。またKDも復帰してからはかなりプレースタイルが変わるでしょう。そうなった時にKDの身長7フィートというサイズはかなり有利です。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

これでKDがジャバーみたいに、あの長い腕を生かしてローポストからフックショットで点数を稼ぐスコアラーになるのも見てみたい。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

仕事上長時間の立ち仕事を週に4日とかあるんだけど、老化現象で足の裏の毛細血管がプチプチ切れて、4日目には足の裏が痛くなったりする。「足の裏が赤いなぁと思ってよく見たら、内出血」NBA選手とはけた違いの低レベルの故障である。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

多くの場合アキレス腱断裂はキャリアの転換点にならざるを得ない。サボニス、ドミニク、コービー、皆ここから違うプレーヤーになった。それだけ世界最高峰のNBAは容赦ない。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

KDの負傷のシーンを見るのは本当に辛い。身長2m以上、体重100kg以上が信じられないスピードでダッシュ、ストップ、ターン、ジャンプを繰り返すバスケットボールは神様が設計した人間の強度を上回る負荷を掛ける。キャリアを通じて大きな故障が無いレブロンはそんな意味でも別格かな。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

KDの怪我で思う。怪我する位なら「KDさえプレーしてくれれば違った結果になるのに」と、たらればで思うほうがずっと良い。ゆっくりと治療して戻ってきて欲しいです。 

 

師範@shihan2018  6月11日 

スポーツの世界は残酷。日常で目の前にアキレス腱断裂した人が足を抱えて苦しんでいたら「大丈夫ですか」と駆けつけていろいろケアするけど、あの素晴らしいラプターズのファンですら「KDが倒れたぞ!ラッキー」って最初は反応してしまう。その後素晴らしいファンに戻ってKDへのエールはホッとした。