中学受験をしないとき、その時間をどういう風に使うのか?
そのことについてもよく考えることがある。
本当は成り行きで構わないのかもしれない、でもなんだかんだで今の子供はそういうわけにもいかないと思う。
夫婦共にバリバリに働き、40代になって会社の中でも、また社会の中でも責任が重く忙しくなっている。その中でどのように子供を育てていくのかはなかなか難しい問題である。
全体方針や個別方針を考えていくと、結果的に中学受験組の逆張りになっていたりする。
全体的な方針
子供に生きることの意義を教えるような教育を行う。つまり中受組のように手段を先に与えるのではなく、人生の目的を一緒に考えてゆく。
①子供の興味あることをとことん追求する
どんな子供でも、興味のあることのひとつやふたつあると思う。それが将来仕事に結びつくようなものでも、そうでないものでも構わない。興味あるものは徹底的にやらせてみる。
うちの子の場合、動物が大好きであり、将来動物の研究をしたいと言っている。私は動物の生態学の先生がやっている子供向けの講演をインターネットで探してみた。そうすると、丸の内キッズジャンボリーというイベントで、京都大学の野生動物研究センターの先生&学生さんがブースと講演をしていることを発見した。当日、東京国際フォーラムに朝一で行って、当日整理券をゲット、後から来た子供と妻と一緒に講演を聞いたり、質問したり、楽しい一日を過ごすことができた。私は整理券を配布する列の結構後ろにいたのだが、動物の講座については、余裕で整理券をゲットできた。動物が好き、という子は多いが、実際にこのようなところで話を聞くところまで考えが至らないケースが多いのだなと思った。サメの歯をゲットできるサメの歯ゲット大作戦はあっという間に整理券なくなっていたのに....世の中そんなもんだ。
子供に情報を集める能力があるわけではないので、親がどれだけ良質な情報を取ってきて、それを行動まで落とし込めるか。前にも書いた通り情報は力である。中受の親が受験の情報ばかり見ているのであれば、もっと幅広い意味で子供のためになる情報を集め、一緒に楽しめばいいと思う。あと、直接仕事に(今は)結びつかないと思うようなことでも、深く物事を理解した経験というのは財産になる。大人になっても好きなことを深堀できる人間になれば、仕事にも困らないように思う。
②幅広い経験
①ではひとつのことの深い知識・経験、それに対して経験の幅も必要であるように思う。社会に出てから困らないように、子供のうちから家庭外の大人や、小学校以外の子供と遊ぶ機会を作っておいたほうが良いと考えている。そういうことを経験することで、視野の狭い自己愛的な思考から抜け出して、視野の高いまわりが見える人間に育つと思っている。それはつまり、マネジメント力につながる。
我が家の場合は、前述のとおり町内会の活動に積極的に参加している。夏祭り、町内清掃、防災訓練、餅つき、キャンプ....etc。下町の濃い人間関係の中なので、めんどくさいと思うこともあるが、続けていくと子供も積極的に裏方仕事もするようになる。このようなことを通じて、人の役に立つ喜びを学んでいっているように思うし、全体を見る力がついているように思う。
③やっぱり塾通い
やはりある程度塾に通ったほうがいいと思う。ひとつは家庭学習だと共働きの親の負担が大きすぎること、あと親が効率的な勉強法を知っているわけではないので。ただ、中学受験のように難しい問題を解くのではなく、小学校の基礎をしっかりと固めること、それだけで十分である。塾にあまり時間とお金をかけない。中受組の中には、応用問題をやりすぎて基礎ができていないゆえ、途中で崩壊してしまう子もいる。そういう土台がない子には、中高でちゃんとやれば余裕で逆転できる。
②英語
これからの世の中、英語は必須である。私は英語のメールも来るし、海外の会社と会議することもある、そしてもちろん論文は英語で書く。英語の4技能をきちっとできる力が必要である。一方中受組の多くは、受験勉強のため一旦英語をやめている子が多い。そういう意味でも早い段階で、中学3年くらいまでの範囲をカバーできればいいと思う。あと今話題のPhonixは非常に効果的。英会話教室は、文法分からないような状態でもPhonixだけでも十分ペイするくらい価値があると思う。
あと英語に関して追加で。子供をバイリンガルに育てたいという幻想は捨てたほうがいい。子供がもう日本語を話している段階で、本当の意味でのバイリンガルは無理だと思う。ちゃんと文法を理解させたうえで、会話もさせていく方針のほうが楽だし、実践的だと思う。
もう一点。小学校で進学塾に行かなかった分、私立中高に行かなかった分の教育費を意識的に"教育費"として貯めておくこと。今後は子供が海外の大学に行くことも視野に入れ、費用を貯めておく。また、留学には何が必要か、早い段階で親が情報を仕入れておく。
今日はこれまで。

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