私たちが日々行う、仕事とは何だろうか？
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
事(こと)に仕(つか)えると書いて、仕事と読みます。
陰陽五行では仕事は東で、パブリックの位置。
仁義礼智信の五徳で考えると、「仁」がプロットされる。
「仁」とは慈しむ心、慈悲、慈愛の心を意味する。
つまり、仕事とは世の中に対して慈悲の心で人をお守りしてお支えすることだ。
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
東方、仕事とはお金を稼ぐ場所ではないし、言うことを聞かされる場所でもない。
世の中で仕事がつらくてしんどいのは「やらされている」からだ。
意識としては、他者をお守りする、お尽くしする、慈しむ場所だ。
もちろん力量がついていない場合は、仕事から剋されることもあるが、
力量がついてうまくいっている、仕事が楽しいと感じている人は、人のお役に立てていて、慈しみの気持ちから行動ができている。
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
楽しめないものは単純に現実対応の力量が足りていない。
気持ちだけではなく、現実を動かす力も必要なので、日々の練習はとても大切だ。
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
古来より天皇家の男性はこの「仁」の字を名前に付けることとされている。
天皇家のHPを見ていただくと実際のところが確認できる。https://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/pdf/koseizu-j.pdf
これは、国民を守る、慈しむ、慈悲の心を向けるという意味が込められている。
ちなみに女性は全て「子」がついている。
子は十二支でいうと北方で水が旺じていいて、羊水をイメージしていて子孫繁栄の象徴を意味している。
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
その上で、東方仁徳のお守りするとは何だろうか？
一つの具体的な行動としてはエンパワーメントがある。
先日、姉弟子から鑑定エンパワーメントのレクチャーを受ける機会をいただいた。
単なる姉弟子ではなく、ある程度の企業の経営者の方で、私が尊敬する人物の一人だ。
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
姉弟子曰く、エンパワーメントするときの在り方は「背中から羽が生えるイメージで相手を抱くこと」と教わる。
小さな羽ではなく、大きな羽が生えるイメージだ。
私たち感じている事、意識していることはノンバーバルで人に伝わる。
言葉にしなくても、在り方で人に影響を与えることができる。
実際に羽が生えることは無いのだが、そのようにイメージをする、意識をすることが至極大切なのだ。
「言葉を使わず人に伝える」これは年初に師より賜った私の今年のテーマだが、何となく見えてきたように思う。
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
ㅤ ㅤ
ㅤ
このアプローチは陰陽五行であり、東洋思想をベースに作られたものだ。
今は平和期で、陽の時代つまり東洋思想の時代なので、陰陽五行を使い解説、展開をしているがそれに固執するつもりはない。
あと、15年もすれば時代背景は、陰の時代背景に変わっていく、
その時は、西洋的なアプローチが有効なので、西洋の哲学を使っていくかもしれない。
元になる考え方としては、干支は60年で変わっていくが、社会システムは50年サイクルで変わっていく。
動乱期⇒習得期⇒平和期⇒庶民期⇒権力期⇒動乱期・・・・と5つの時代背景を10年スパンで移行していく。
権力期からは陰の時代に入っていくこともわかっておくと、使いどころも見えてくる。
ㅤㅤ ㅤ
ㅤㅤ ㅤ
ㅤ
結局は目的が達成されれれば時代背景によってツールは何を使ってもよいと思っていて、それを使うその方の在り方が問われるのが本質だ。
皆様の豊かなライフスタイルを祈って。
