Takashi’s Unofficial Blog

 

たまたま訪れた、小さな町で見掛けた、移動遊園地。

ちょっと小さめのメリーゴーランドや、やはりちょっと小さめの観覧車、電動自動車などの乗り物。

 

子供たちはどうやって移動遊園地の訪問を知るのだろう。

それとも、毎年決まった時期に、この遊具たちはやって来るのかな。

だとしたら、待ち焦がれている子供たちもいるだろうな。

 

でも、普段遊んでいる公園や通り過ぎるだけの空き地に、突然遊園地が出現したら、楽しいだろうな。

たとえ出し物が小さくても、常設の大きなテーマパークより、100倍エキサイティングかも知れない。

幼い子供など、誰かが魔法をかけたと思うかも知れないよね。

 

でも、移動遊園地は、いつか違う町に行ってしまう。

移動遊園地が帰っちゃったら、子供たちは寂しいだろうな。

再び空き地に戻ってしまったその場所を、どんな気持ちで眺めるだろう。

帰る日を知らなくて、コインを握りしめて息をはずませて公園に来てみたら、誰もいなかったり。

そんな子もいるのかも知れない。

そうなったら、可愛そうだな。

そんな子を見たら、また来るよ、って励ましてあげたい。

 

偶然出会った、小さくっても夢があって、ひとの思い出に残る風景。

 

唐突ですが、下痢止めのお話です。写真は海外では定番の即効性下痢止め、イモディウムです。バックパッカーの人には有名らしいのです。確かに良く効きます。正露丸より遥かに早く確実に効きます。さっきまで下痢だったのにあっという間に便秘になったりします。ちと大袈裟かな。

 

海外旅行、特に長距離フライトを使う時には僕は必ず持って行きます。といっても、勿論そう頻繁にお世話になるものでもないのですが。「一切れのパン」の様なものですね。違うかな。

でも、旅行中いざという時の事を考えると、本当に有難いものです。

 

イモディウムは塩酸ロペラミドという物質が主成分で、この塩酸ロペラミドの製剤は日本でも売っていますが(京都薬品の「ファスコン 」、大正製薬の「ピタリット 」、佐藤製薬の「ロペラマックサット 」など)、あまり積極的に宣伝していません。(以前よりはだいぶ増えた気もしますが)

 

これは恐らく、塩酸ロペラミドは単に腸の運動を抑える薬であって、食中毒などの感染性の下痢を根治する効果はないため、使い方を誤ると却って症状を悪化させてしまうので、そのようなケースに配慮しているのだろうなと思います。

 

(上の薬のいくつかは、殺菌剤も併用しているようです。....あ、ちなみに、最近TVでよく宣伝しているライオンの「ストッパ 」は、塩酸ロペラミドの製剤ではありません)

 

ですから、別に怪しいものを食べたわけでもないのに調子が悪いとか、お腹が冷えたとか、試験などで緊張して神経性の下痢になりがちだとか、しばらくトイレが使えなそうとか(フライトはまさにこれですね)、そういう時にはとても便利かと思うのです。

 

イモディウムはアメリカではスーパーなどで手軽に買え、しかも安いです。アメリカに行く機会があったら買いだめしておきたいのですが、あいにくとなかなかそんな機会がないのですね。

 

ところで、日本ではその正露丸が下痢止めの定番ですが、この主成分はクレオソート(殺菌剤)です。正露丸が長い間下痢止めの定番だったのは、衛生状態が悪かった時代の名残なのかな、と思ったりします。

 


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旅行用のミニアイロン。

多分僕が買った旅行用品で、最も出番が少なかったものの一つなのです。2、3回しか持って行かなかったんじゃないかな。


そもそもは、長い出張のときに、仕事だとどうしてもワイシャツを着る機会が多いので、ホテルで自分でワイシャツを洗濯して、アイロンが掛けられたらいいかなあ、と思ったからなのです。

いちいちランドリーに出すのは洗濯代も高いし、特に移動が多い場合は、そのホテルでの滞在中に仕上がらない可能性もあるし。

そんな事を考える人は多いんじゃないかな。


結構小振りで薄くて、グリップの部分が収納ケースを兼ねているという点も何となくスマートで気に入ったのです。


ところが、実際に使ってみると、あまり便利ではなくて、すぐに旅行携帯品の優先順位の下位に回ってしまったのでありました。理由はというと、


1. 熱量が小さい(80W)。家庭用の1000Wを超えるアイロンなどと比べると、あまりにも発熱量が小さすぎました。

2. プレス部分が小さい(旅行用なので当然)。熱量が小さいこともあり、ちょっと使うと直ぐに冷めてしまって、また温まるまで時間が掛かるので、続けて作業できないのです。

3. 温度状態を示すLEDランプ等がない。ちゃんと暖まってスタンバイ状態なのかまだなのか、良く判らないのです。

4. スチームアイロンではないので、別途霧吹きを持って行かなければならない。


などなど。


今は形態安定素材のワイシャツがたくさん出廻っているので、旅行中に自分で洗濯しても、すすいだ後に濡れたままで水が滴っても良い場所(バスルームなど)に吊るしておいて、水が切れるのを待ってから別の場所に干せば、みっともなくない程度にパリっと乾くのでありました。

まあ普通に着るのならそれで充分かな、と。


そういう訳で出番がないままのミニアイロンなのでした。



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