NBAの全映像をアーカイブ化、ファンに「解放」へ | 動画配信のよくある間違い

NBAの全映像をアーカイブ化、ファンに「解放」へ

これまで何度か、スポーツの動画配信に関しての記事を掲載してきましたが、
今月(と言ってもちょっと前ですが)以下のような記事が出ています。

NBAの「Web 2.0」な英断--全映像をアーカイブ化、ファンに「解放」へ
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20092624,00.htm

確かにこれは英断といえるでしょうね。

アメリカの4大プロスポーツの中で、どこかはこういう決断をするところは
出てくるのではないか、とぼんやりとは思っていましたが、年内に発表する
ところが出てくるところが、さすがにアメリカですね。

日本、特に今の日本プロ野球機構では考えられないですよね、こんなこと。
おそらく読売あたりがいろいろと引っ掻き回すことになるでしょうし。

技術的な話だけをすれば、ブロードバンドのインフラの発達は日本が世界一で
しょうし、こういうアーカイブを作るという作業を行うこと自体は、大味な
アメリカ人ではなく、緻密な日本人のほうが向いているといってよいでしょう。

ただ、スポーツビジネスにおいて、既得権益を獲得している企業の声の大きさ
で、中心的な役割を果たすべき競技団体自体が振り回される、という、何とい
うか、ビジネス的・文化的な未成熟さで、技術的なインフラ基盤があるにも関
わらず、魅力的な「動画配信文化」が育たないというのが寂しいところです。

来年以降の動画配信ビジネスの成長を考えていく上では、技術的な部分ではなく
よりビジネスや文化的な考え方を重視してみていく必要があるなぁ、と考える
今日この頃です。


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