フィギュアスケートで考える動画配信 | 動画配信のよくある間違い

フィギュアスケートで考える動画配信

来年のトリノオリンピックに向けて、代表争いが過熱している
フィギュアスケートで動画配信をしているサイトをたまたま見つけました。

http://www.japanskates.com/
http://www.japanskates.com/VideoHome.htm

と言っても、公式のものではなく、海外の個人のサイトで勝手に動画配信を
やっちゃってます。

どうも、カナダに住んでいるカナダ人が、日本の友達から日本の放送局で流れ
たものもらったりして、公開しているようです。

日本に住んでいる日本人が、日本国内のサービスを利用して勝手に動画配信を
してしまったりしたら、すぐに怒られてしまうだろうとは思うのですが、こう
いう場合はどうなんでしょう?

ブロードバンド社会がこれほど発達しているのは、日本と韓国くらいなので、
このようなことについての国際的な取り決めというのは、ほとんど存在しない
のではないかと思います。先日のJASRACのシンポジウムでも、日本国内
のことだけでもいろいろと複雑な問題が議論されていましたし・・・

日本スケート連盟のホームページも確認したのですが、連盟は競技場での撮影
自体(写真・ビデオ共)を制限しています。

http://www.skatingjapan.or.jp/

以下は引用です。


フィギュア・連盟主催/主管大会の撮影規制について
更新日: 2005/10/26
 

 既に2005年9月16日にホームページ上でお知らせ致しましたとおり、
この度、財団法人日本スケート連盟は、その主催又は主管するフィギュアスケート
競技の全大会において一般入場者の方の会場内へのカメラ、ビデオその他の
撮影機材の持込み及び会場内での撮影行為をご遠慮いただくことと致しました。

 近時、フィギュアスケート競技の会場内で撮影された出場選手の写真等が、
選手及び競技の尊厳を傷つけるような形で報道・公表され、あるいは
ネットオークション等に出品される事例が相次いでおります。

 連盟は、問題のある報道、出品等に気づく都度直ちに、出版社、オークション
主催者等に対し、厳重に抗議し、又は削除その他の措置を求めてまいりましたが、
相次ぐ心ない報道等に接し、このような事後の対応だけでは選手及び競技の尊厳
を護ることは困難であると認識するに至りました。

 この度の撮影規制措置で、多くの善良なフィギュアスケートファンの皆様には
ご迷惑をおかけ致しますが、何卒事情ご賢察の上ご理解いただきますようお願い
申し上げます。


上記のURLを作っている人は、純粋に日本のフィギュアスケートの選手を応援
しているような感じですが、それ以上に心無いマニアなどが多く存在していると
いうことでしょうね。

これからの本格的なインターネット動画配信時代の

・ 動画配信権
・ 著作権
・ 肖像権
・ 国際的な配信についての法的な枠組み

など、様々なことを考えさせられる問題です。

技術的な発達に伴う法体系等の整備は、これから先のそれぞれの判例の積み重ね
を見ていくしかないのでしょうね。

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