- ナイルパーチの女子会/文藝春秋
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柚木朝子さんの「ナイルパーチの女子会」読ませていただきました。
正直、ほんと面白すぎてびっくりしました、この作品。
もともと、私は柚木さんの作品好きなんだけどね。
内容の展開に驚きすぎて、正直私の予想以上のところまで話が進んでしまって
ラストの展開がわからなかった。
なんでも出来て美人で充実してるかのように見える栄利子。
なのに実は女子の友達がいない人で
友達との距離感がつかめない、空気がある意味で読めない痛い女なんだよね。
で、他人の目線を気にしない祥子に勝手にあこがれを抱いて
ブログのファンになって、ストーカーのようにそのブログをあさる、
で、ブロガーの翔子。
栄利子と一瞬、友達のような付き合いをするんだけど
栄利子の病的な付き合いにおいての距離感の近さに
本能で危険を感じて避けるようになるのね。
で、栄利子は避けられてるのは分けるけど、なんで避けられているかが理解できず
祥子のストーカー化してしまうの。
で、ある時栄利子に弱みを握られ、強制的に友達にさせられる祥子。
栄利子の存在に祥子の精神は病んでいくのね。
ふつうはここで終わるけど。
この作品の面白さはここからで
栄利子も会社で後輩に浮気がばれ、いろんな意味で追い込まれつはめになり
いつしか引きこもりになってしまうの。
主人公まで壊れたら話しどうなんでしょうかね?と読者を不安にさせながらも
栄利子のかたくなまでの自分は悪くないという主張に
こっちの常識を、自分でわからなくなるくらい狂気じみた面が多々あって
いろんな意味で面白いと思わせられ、一気にラストまで読ませられた作品でした。
柚木さん、すごいわ。。。。
またまた柚木ワールドに一気に引き込まれた私。
あ、おすすめは精神的に余裕がある方限定でお願いしたいです。
ちょっと弱ってるとかダメージある方は
危険なので読むのおすすめしません(笑)
今、うちの会社に女子みんなに嫌われてる女子がいて
私には栄利子がひたすらそいつと被ったわー。
怖いな。ほんと。
危険女子とのお付き合いはほどほどに
ある一定のラインを守ったほうがいいなーと痛感した作品でもありました。