- ツナグ (新潮文庫)/新潮社

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辻村深月さんの「ツナグ」を読ませていただきました。
これ、散々テレビで映画の番宣やってた作品の原作だと
そういう認識での読みはじめ。
なので私の中での配役というか、登場人物はしっかり松坂桃李くんと樹木希林さん。
お話はあの世の人と、この世の人たちを会わせる「ツナグ」という使者を生業としてる
歩とその祖母の話。
依頼をしてくる人物と、なせ亡くなった人物に会いたいのか
その理由と、実際に会って繰り広げられる物語の数々に
朝の通勤電車の中で読んでいたのに、思わず涙してしまった私。
感動しまくりでした。
特に、突然いなくなってしまったきらりに会いたかった土谷さんの話は
嗚咽したよ、読みながら(笑)
そして次々に開かされていく歩の家族の秘密。
ツナグという家業を歩は継ぐのか?とか
依頼者目線の話と、歩目線で振り替えられる話とで
面白い作品の展開と、真相に最後まで面白く読ませていただきました。
歩のお父さんとお母さん。
無理心中ののち自殺したと言われてる父親に
もう余命を宣告された祖母は会いたいのか?
歩がたどりついた真相。
それは、決して悲しい家族の記憶でなく
温かい家族の記憶だったことで、一気に読んでる私の気持ちが救われました。
私も霊感強いほうなので、こういうの読むと
つい実際に自分の霊体験と重ねてしまうんだけどね。
人生とか仕事に疲れた時はこういう作品を読んだり
映画を見るにかぎるなー!と思いました。
春はそれでなくても出会いと別れの季節なので。
そんな心寂しいあなたに、ぜひ読んでいただきたい作品です。
