歌舞伎町ダムド/中央公論新社

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誉田哲也さんの「歌舞伎町ダムド」読ませていただきました。

これ「歌舞伎町セブン」の続編。

新宿に現れた自称ジウの後継者ダムド。

ある刑事を殺害しろという指令が新宿の暗殺者たちに下され

新宿を守る組織は、その刑事の警護をすることに。

組織内部にも刑事を狙う手は回っており

裏切りを余儀なくされるメンバーは

組織を裏切って刑事を殺すのか?

そんな感じのお話なんだけど。

誉田さんの真にせまる残忍な犯人の殺人シーンからスタートするので

朝の電車で読み始めた私には

朝の爽快感は皆無になりましたけどね(笑)

だって背中から切り刻むって、どうなの?と突っ込みたくなったし。

でも今回の犯人、今まで誉田さんの作品に出てきた犯人たちよりは

大人しいというか毒気は少なかったかな。

それよりもこの作品、「歌舞伎町セブン」の続編なので

歌舞伎町セブンの面々はもちろん

あの新宿歌舞伎町を占拠するという「ジウ」3部作の

東さんやミサキ、さらに死刑になったはずの伊崎やらと

なつかしのメンバーが登場してくるから

なんだか同窓会気分の作品でしたね。

そして伊崎はいまだ最強女子だったし(笑)

レスリングの吉田さんと戦えるのは伊崎くらいだろうなあ。

歌舞伎町セブンも、前作は正直怖いくらいだった。

みんな殺されるんじゃないか?って思えたのに

それに比べると今回のは比較的穏やかっていうのかな。

でも。

「新宿スワン」とかもあるし

この作品の舞台も新宿でしょ。

大学生の時にさんざん遊んだ新宿。

実はこんな危険な街だったんだー!とある意味で感慨深いですね。

それだけいろんな人がいろんなところから集まってきて

小さいコスモポリタンみたいになってるのかもね。

私的には、ストロベリーナイトの姫川さんファンなので

そっちの続編も期待したいですね。