姥捨てバス/ベネッセコーポレーション

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原宏一さんの「姥捨てバス」を読ませていただきました。

俺と相棒は白バスで無免許の観光ビジネスをやってる。

一時期は、観光ブームで儲かってたのに

リーマンショックで俺たちの仕事も怪しくなってきたところに

もとは秘境温泉清貧ツアーだったのがなぜか巣鴨のおばあちゃん経由で

「姥捨てツアー」となって大当たり!

一気にこれで儲けよう!って時に本当に参加者のおばあちゃん達が

集団でいなくなってしまう、という事態に?!

おばあちゃんたちはどこへ行ってしまったのか?

俺と相棒はどうなってしまうのか?

といったお話です。

うん。

日本の文化に「姥捨て」ってよく出てくるよね。

日本昔話でも姥捨て山の話あったし。

有名なところでは「楢山節考」かな。

「楢山節考」は実際にお母さんを山に捨てにいくでしょ?

帰り、枝を折ってきたからそれを頼りに帰れとか息子に言ってあげるお母さんに

泣けるのよね~。

こういう時に母親を捨てに行くのは息子なのよね。

なんで娘じゃないのかね。という気はするけど。

この本の中で、兄夫婦と暮らす母親が

何もせずにただ生活するだけは苦痛なんだ、とか

子供の家でお客様扱いはしんどい、とか

世のお姑さんが思ってるようなことをズバッと言ってて

どちらかというと、いや、むしろ嫁の私としては

「何を勝手なこといいやがって!面倒見てもらうだけでもありがたいと思え」とか

「生きがいをもたなくていいです」と思うってしまうんだけどね(笑)

姥捨て山の話から「日本は貧しかったから姥捨て山があった」なんて言ったもんで

旦那が目の前で「日本の貧乏さについて」語っててめんどいです(笑)

さすがにねー、文章書きながら旦那の話を聞いて相槌うつのは

聖徳太子のようです、高度な技術がいりますね~はは。

でも、このお話のおばあちゃんたちみたいに

姥捨てを怖がるくらいなら子捨てしてやる!って思う気持ちがすごいです。

そして白熊五郎とおばあちゃん集団がどこにいったのか

そのあたりを想像するのが面白いですね。

誰かこの姥捨て山もしくは姥捨てバスのありかというか問い合わせ先教えてください。

いつも書いてるうちの義母も

ぜひこの姥捨てツアーにぶちこんで

姥捨てしてやりたいので(笑)