中山七里さんの「七色の毒」読ませていただきました。
これ、読んでから知ったんだけど。
「切り裂きジャックの告白」のシリーズ第二作らしいです。
シリーズ1作目無視して
先に二作目を読んじゃったよ~
でも、シリーズと言っても「七色の毒」は短編集だし。
なんとなく登場人物おさえておけば
まあそんなに支障はなかったんだけど。
あ、ちなみにシリーズ一作目の「切り裂きジャックの告白」は
2015/4/18にドラマ放送されました。
そう、タイムリー的に最近で
びっくりよね。
そしてそうとは知らずに奇跡的に録画した私です。
先に2作目読んじゃってるしさ。
こうなったら原作読む前にドラマみてやるぜ!と思ってます(笑)
さてさて。
前置きで書いてしまってるので
ほぼわかってしまっておりますが
このお話は、警視庁捜査一課犬養隼人が
人の悪意からなる事件を解決していく短編集。
犬養さん、相変わらずの男の嘘を見抜くという特技を生かして
いきなり「お前が犯人だ」的な攻撃をしかけるので
凡人の私には「なんでなんで?この人が犯人なの?」と
驚くことばかりで
最後の種明かしがどんでん返しに思えてびっくりでした。
作者のくせというか、犯人の設定方法というか
それがわかるまでは
見事に騙されてしまいました。私は。
ライトな東野圭吾さんって感じでした。
ひとつひとつがかなり練られてるので
短編より中編ぐらいにして
じっくり書かれても良かったかなという印象もありました。
ちょっと最後、駆け足っていうか
あっという間に二時間ドラマの崖にいる感じなんだもん。
お話のストーリーが面白い分
もったいないなと思えました。
題材の中には法で裁けない悪意もあって。
真犯人と分かっても野放しなのか!とつっこんでしまったけど
世の中って案外そうなのかもね。
私もたいがいだけど、ここまでの悪意とか
他人にもったことない。
思いつかない。
「黒いハト」なんて、これが現代のいじめか!って
ぞっとしたもん。
でもなんで犯人が分かったのか、
犬養さんの目のつけどころにも驚いた。
そこに気づける人が警視庁とかにいたら
日本の犯罪、ほんと減少しそうですよね。
あ、あの俳優さんを明らかに意識して書いてるだろう作品は
ちょっといただけないかな。
あれだけは中山さんの悪意を感じてしまった。
ヒロが嫌いでも、こういうふうに攻撃することはないじゃん。
嫌いならほっとけばいいだけのこと。
大人げないと思います。
たぶん、シリーズとして続いてくと思うので
次回作に期待したいです。