今野敏さんの「神々の遺品」読ませていただきました。



今野敏さんといえば、バッキバキの刑事もののイメージ大。

ドラマにもなってる安積班とか隠蔽捜査とか。

正義の警察捕まえてここまでドロドロにするか?って感じだけど

この作品は、そこからみるとちょっと異色でした。



物語は、探偵業の石神のところに

人を探してほしいとえりこがやってくるところから始まる。

探してほしい人物の東堂は、失踪する前にHPが書き換えられたといっていて。

そのHPっていうのが超常現象とかを書いてるもので

その中のピラミッドのページがね、どうも書き換えられてるらしい。


私が子供のころってピラミッドはエジプトの王様のお墓だって習ったけど

今はお墓ではないってことになってるんだってね。

つい最近知りましたよ。

早稲田の吉村作治先生だって散々王のお墓って言って発掘してたけどなあ。

じゃピラミットはなにか?っていうと

ピラミッドはオーパーツらしい。


オーパーツ。

その時代にはあってはならないような場違いな工芸品や

進んだ技術による人工物の事だって。


確かにね。

砂と奴隷を使って積み上げたってことになってるピラミッドだけど

正確な形や方位や長さとか

あれだけの大きさのものを人工でかつ

何の機材も重機もない人間の力だけで積み上げるって

ほんとにできたのか、確かに疑問。

じゃピラミットってなんで作られたんですかね?



おっと、話、脱線した~(笑)

しかも壮大なテーマに向かってしまったので

これはいったん置いといて(笑)



といった感じで、石神は東堂を探し始めるんだけど。


この作品、アメリカ国防省の少佐にKGBのロシア人に

バチカンからの刺客と

国も人種も宗教も違う登場人物が入り乱れてのお話で

若干、日本人以外の名前をなかなか覚えられない私としては

いろんな国籍の人がいろんな国を舞台にする段階で

かなりハードル高く、読むのに苦労してしまいました。



昔から翻訳ものが苦手なのです、私。

エリザベスが途中でリジーとか呼ばれて

????しかない純日本人の私。

アメリカ人って綴りとかであだ名つけるんでしょ?

ちっ!エリザベスの中にリとかジーとかないからさ

同一人物とどうしても認識できないの。



まあお話自体は、そこそこ面白いです。

古代文明とかの記述はよく調べてるなあと納得もするし

単純に文明について説明されてて学問的に面白いし

多少、日本じゃないでしょと思うことも

バチカンとかアメリカとかロシア出されちゃ

そんなこともあるんだね、と納得すらしちゃうから

不思議よね。

日本人ってアメリカって聞くだけで

なんかあこがれてるというか未知の世界としてあがめてるというか。

そんなところありますよね。

中盤までのオーパーツの秘密に迫るあたりは

迫力もあって面白かったですが。


ちょっとなー。

結末の無理やり感があったかなと。



今野さんの作品としては

やっぱり異色な気がしました。

オーパーツとか古代宇宙の謎とかそういうの好きな人には

おススメの本です。



私個人的には安積班のほうが好きだけど・・・・・

だって日本の警察のほうが落ち着くんだもん(笑)