本日も先日のカフェへ潜入してきました。


今日は時間的に午後一番のお昼に近い時間だったので
フレンチトーストセットなるものをチョイス。
セットの飲み物は今日はロイヤルミルクティにしました。
ほんのり甘くて茶葉の香りがいいなあ。
フレンチトーストもパンの中までしみしみでふんわりしてておいしかった。
付け合わせのフルーツも、美味しかったし☆
ますますお気に入りですよ。
(今回もきちんと写真撮影と掲載の許可をいただきました)






さてさて。

柚木麻子さんの「早稲女、女、男」をカフェに持ち込んで読んできました。
これはずばりの青春小説で、登場する女の子たちの人間臭さが心地よく。
すごくおもしろかったです。



大学によって特徴というか定説があるのか、と勉強になりました(笑)
女子の性格の傾向って通う大学でこんなに分類できるものなんですかね。


早稲田の女学生って、こんななの??
早稲田では早稲田出身の女子は女子でないらしい。

私の知り合いに早稲田出身の女子、いるかな??
うーん、ぱっと思い浮かばない。


あ!一人いるな・・・・・・


でも主人公曰くの早稲田女学生とイメージ違うかな・・・・・・


なんて思いながら読んでしまいました。



早稲田大学4年生で就職活動を終えたばかりの早乙女香夏子。
酒豪で男勝りの恋に不器用な香夏子と
その恋人・長津田くんと
香夏子の就職先の先輩・吉沢さんとの三角関係を皮切りに
彼女と彼女を周囲で取り巻く他大学の女子たちの物語。


それぞれがそれぞれに問題や葛藤を抱えてて。
女の子たちのそれぞれの悩みとか問題とかおかれた立場は
あーあるある!わかるよ!って終始読みながらうなずけちゃうものばかりで
彼女たちがどうやってその問題や悩みを解決していくのか
乗り越えてくのかが知りたくて
一気に読んでしまいました。
すごく人間味あふれてたわ。
いいな。いいな。学生っていいな、と(笑)


主人公のエピソードはもちろん、女の子それぞれのお話が
良く設定研究されてて、イマドキのドラマをみてるみたいでした。
すっと入り込む感じっていうのかな。


嘆きの美女のようにドラマにしてくれたら面白そうだな。
この本を読んだという方と
ドラマにしたときの配役を一緒に相談したら面白そうだなーと
一人でにまにましてしまいました。




個人的には
この大学に通ってるからって私はこういう性格なの、こういう風に見られてるのと
決めつけちゃうのってどうかな?と思うところはありました。


それとタイトル、もうちょっとひねったらいいのに。
中身がよかった分、タイトルからその良さが伝わらず、です。



でもところどころに素敵なセリフやシーンがいっぱいで
いろいろ思ったり考えさせられました。
一番考えさせられたというか、ぐっと来たセリフは
「面白い大学に行ければ、自分も面白くなれるはずだと思っていたけど
そうでもなかったんだ。どこに行っても自分は自分だよ」
なんですけどね。


このセリフは特に印象に残ってます。
何か分かるなーってしみじみしてしまいました。
ほら、地方の学生ってみんな東京へ出てきたがるでしょ?
東京にあこがれがあるっていうか。
私も高校を卒業して都内の大学へ通うってなったときに
こんな田舎にはない、何か素敵なものが東京にあって
東京に行けば自分もその「何かとても素敵なもの」の
一部になれるような気がするって心理ですよ。


ま、結果として、ただ東京にいるだけでした。
自分は田舎にいた時と同じく、田舎の大学生でしたよ、はい。
東京が素敵と思っていても
その素敵な東京にきても
自分自身が素敵にならないと
東京にいてもちっとも素敵な自分になれないってことですよね。


自分が面白くあることとか、自分らしくいることって
ほんとは一番難しいんですけど。
私もついつい周りと自分を比較したりしちゃうますが
この作品を読んで
自分が自分であればいいじゃん、と
まずはそういう風に割り切れるところから始めようかなと思いました。




はああ。やっぱり柚木さんの作品、大好きです(笑)