ちょっと体調悪いのを理由に
一日、布団でゴロゴロしながらひたすら読書しております本日。
まだまだ読書に夢中です。


さてさて、今日読んだ本のご紹介。

まずは、誉田哲也さんの「ブルーマーダー」。
姫川玲子さんシリーズの一番新しいのですね。
姫川シリーズは竹内結子さん主演でドラマに映画になってます。
シリーズ第一作の「ストロベリーナイト」、インパクトがすごかった。
ストロベリーっていちご。かわいいイメージなんだけど
ここでのストロベリーってつぶれたイチゴのような血にまみれたことを意味してる。
気味悪いわ・・・・・と思うけど、お話はもっと気味悪い。
死体描写はもちろん、殺すシーンとかめっちゃリアルなの。
はじめは大事件と思われてなかった死体と死体を結び付けて
連続事件につなぎあわせてその
連続殺人事件の解明に、姫川玲子さんが挑んでいくお話。
個人的にはそのあとのジウシリーズより好きですね。玲子さん。
姫川さんのイメージと竹内結子さんあうかな?とはじめは思ってましたが
ドラマを見てるうちにはまりました。
ちなみに原作者の誉田さんは玲子役を松嶋菜々子さんをイメージして書いてたらしい。
そうか、玲子って身長大きい感じなのかな。
美女と野獣の時の松嶋菜々子さんならぴったりかも。
菊田役が西島秀俊さんなんですが、こっちはちょっとな。
菊田ってごっついイメージ。柔道やってそうな。
西島さんじゃ線が細い~
ガンテツも武田鉄矢って感じではないな。
もっと平泉成さんの若い時を悪くした感じというか・・・・
と思ってましたが、ドラマ見ると皆さん、それなりになってましたね。
いいかもいいかも。

今回は、映画にもなった「インビジブルレイン」の後のお話。
今までの姫川班は解体されて、姫川さんはひとり所轄におります。
でも途中からガンテツや菊田も出てきて。
最後は菊田と同僚の刑事を捕まえて立てこもった犯人を説得しに
玲子さんが一人、現場に乗りこむ奮闘シーンもあり。
「インビジブルレイン」で自分を好きでいてくれる菊田を裏切ってしまった玲子さんでしたが
ようやく二人の立ち位置におさまったかな、と。
ネタバレになるので、はっきり書かなくてすみません。
姫川さんシリーズはいくつかありますが
ドラマのストロベリーナイトとスペシャルドラマと映画を見れば
ほぼわかります。
なんで本を読むの無理!という方にはドラマと映画をおすすめしたいですね。
本に近い脚本だしね。
ドラマは若干グロテスクさが足りませんが。
それは倫理的な規制あってのことでしょうな。
でもフジテレビの午後の再放送枠で何度も再放送されてるドラマなので
おすすめです。



続いて、またまたですみませんが
柚木麻子さんの「伊藤くん A to E」です。

ダメ男の伊藤君に振り回される女性たちのお話。
伊藤君。ほんと最悪。顔はイケメンなのに中身はいけてない。
自己中心的で自分は傷つきやすいくせに女性を傷つけて平気。
あまちゃんで自意識過剰。しかも童貞。どうしようもない。
そんな伊藤君、モデルいるのかなと思うくらい
自分の過去の友達にもいたなーこんなのと思ってしまった。

そしてそんなダメな伊藤君に振り回される女性陣にも
過去の自分と重ねてしまう部分もあり、ちょっと切ない。

でもね。柚木作品にしては後味が悪い本でした。
最後のEで伊藤君が本性出すんだもん。
それによって、伊藤君が馬鹿で残念な人だけどどっか憎めないラインから
一気に薄気味悪いずるいだけの男になってしまって、後味が相当悪く。
かつ、最後のEは伊藤君フィーチャーでないのよね。
ここは最後まで伊藤君貫いてほしかったようなとこです。
あれ?いつもの小気味よさは?って思ったよ。
確かに不愉快になる男のネタとしては十分なんだけど。
若い、毒のない林真理子さんの本?
それともこじゃれた群ようこか?って感じがしますな。

これ、直木賞候補になったそうですが、ほんとかな?
よっぽどランチのあっこちゃんのほうがいいのに。
うぬー。
お口直しに別の柚木作品、読みたくなりました。
ちょっと私の好みには合わなかったかな。



ちなみに、今日はほかに林真理子さんの本も3冊読みました。
上のお二人とジャンルが違うのでなんとも、だけど
誉田哲也さんほどの重厚感はなく
また柚木作品よりライトで恋愛もので、さららっと読めます。
今の若い子にはきっと話つうじないだろうなのバブリー感をいまだに貫いてて
ワインだのフランス料理だの愛人だのブランドだのと
よくここまで一貫できるなと。
作品以前に、この林真理子さんって自分を貫いてるなーと感心しきりです。
さすがに最近は「老いても若くいる女性」「美人で見た目若い女性実業家」が主役だったり
30歳を過ぎた女性がどう年齢をかさねていくかの題材も多いですけどね。


今、ドラマで「ゴーストライター」ってやってますが。
やっぱり本を選ぶときって、おおむねは作家さんのネームバリューなんでしょうかね。
かくゆう私も作家さんの名前で本を買い読むところを否定はできません。
知らない作家さんだと、読んで面白いかの不安もあるけど
一度でも読んで面白かった作家さんだと
極端に面白くなくなることはないので
作品に安心感があるっていうか。
でも、知らないだけ読んでないだけで面白い作家さんはたくさんいらっしゃると思うの。


いろんな賞の選考される方って大変だよね。
いろんなジャンルのいろんな作品を
色眼鏡なくすべて読んで選考されてるんでしょ?
それって難しいことだと思うもん。
いっぱい読んでれば、これが面白いとか混同しちゃいそうだし。
でも選考委員とかやってみたいですね。
ひたすらノミネート作品を読みふけり
作家先生たちとコレが面白いあれがよかったの議論してみたいもんです。

読者モデルみたいに、読者選考委員とかが
あればいいのにな(笑)