こんにちは、いこっちです。
今日は、「入院、リハビリ日記 その8」 をお送りします。
(入院4日目 手術当日)
いよいよ手術当日を迎えた。
生まれて初めての手術なので、緊張している。
風邪をひくこともなく、体調もいい。
今日の手術は13:30からとなった。
6:00 胃を守る薬を、看護師が持ってきてくれて飲んだ。
7;00 ぐらいまで床にいた、今日の目覚めはよかった。
大がしたくなり、トイレに行っていい感じの大きいのが出た。
気持ちいい。洗面で髭をそった。
今日は静かだ。メールもないし、電話もしていない。
昨日の21:00から、特にこれと言ったことはしていない感じだ。
朝食はなし、昼食、夕食も無しだ。
9:00から点滴が始まった。
その時間まで食堂で日記を書いていた。
体調はいい、手術をしてもらうのには、最高のコンデションだ。よかった。
先生に任せて、速く直してもらいたい。お願いします。
ここから先は、6月7日(月)14:30に書いている。
12:30に家内が来てくれた。
手術の時間が少し早まり、心配になったが早めに来てくれたので安心だ。
いよいよ手術に出発だ。
部屋である程度の支度をして、車椅子で部屋を出た。
2Fの手術室には、家内と一緒に入り、ここで麻酔科の先生と話をして、サインをした。
(昨日来る予定だったが、先生がたて混んでいて今日になってしまった。)
麻酔の先生は、年配の熟練の先生と言った感じで、安心した。
全身麻酔が嫌だっと聞いていたので、下半身だけにするという。
しかし、上半身もサービスで眠らせてくれるという。よかった。
家内がそっと手を握り締めてくれた。
家内とはそこで別れ、車椅子で手術室3番に入った。
自力で手術台へ移った。
救急車でこの病院に運ばれたときは、レントゲン室で、ストレッチャーから隣りの台にも移れなかったのだから、少しはましになっているのか知れない。
手術台へ移った後、いろいろな処置を始めた。
下半身はあらわにされ、尿管に管をさしている、(尿道カテーテル)これが結構痛い。
次に左横に向いて、腰に麻酔の注射をした。
かなり痛かったが、だんだんと下半身の感覚が鈍くなり、感覚が無くなってきた。
そこで執刀医の金澤先生が入ってきて、レントゲン写真を見ている。
意識はまだはっきりしている。
そしてしばらくして手術が始まったようだ。
足を触られている感覚があった。
その後もしばらくは起きていたように思う。
その後、眠らせてあげると言われ、少し麻酔を強くしてくれたようで、すっかり寝てしまった。
その間は、全く覚えていない。
意識がまったくなくなった感じで、完全に寝ていたようだ。
痛みというものもなかった。
しばらくして目が覚めた。
時計は16:50をさしていた。
そして手術時間の時計、は2時間25分となっていた。
14:00に手術が始まって、たぶん16:25には終了したのだろう、終わってからしばらくして目が覚めた事になる。
自分が目を覚ました時は、先生方が何か雑談をしているようだった。
この時も、下半身の麻酔は完全にかかっていて、痛みは全く感じられなかった。
気持ちが悪いこともなく、頭痛もない、体のしびれ等もなく、至って元気だった。
この時は、痛みもなく、麻酔で寝ている間に終ってしまい、手術は以外と楽なんだと思った。
それが正直な印象だった。
しかし、本当の地獄 は、この後顔を覗かせる事になる。
しばらくして、ストレッチャーに移されて、術後専用部屋(ナースステーションから一番近い部屋)に運ばれた。
同時に、食堂で待っていてくれた家内に連絡してくれて、直ぐに来てくれた。
手術は難しかったが、成功したようだ。
よかった。先生ありがとうございます。
家内と少し話をした。
その時は痛みは全くなく、、いろいろと話をすることが出来た。
20:00までは、いても大丈夫ですよと言われたが、自分が以外と元気そうで、痛みが無かったこと、叉この日は夜天気があれそうなので、早々に帰った。
この後、さいたまはドシャブリになってしまったようだ。
しかし、自分の地獄はこれからだった。
20:00ぐらいだっただろうか、腰が猛烈に痛み出した。
理由はわからない、でも下半身の感覚はないので、足の痛みとは関係なさそうだ。
我慢できずにナースコールを呼んだ。
でもなかなか来ない。足の指が動くか聞かれた。気分は悪くはなかった。
足ではなく、腰がここまで痛くなるとは、夢にも思っていなかった。
腰を押してもらいたかった。
しかし看護士はそれはやってくれる気配がない。
頼んだが、少しだけだ。参った。
腰を動かしたいが、動かせない。
再びナースコールを呼んで男性の看護師が来た、座薬を入れましょうかと聞かれたのでお願いした。
しかし、入れられている感覚が、全くない。
そして、自宅に電話してもらい、明日朝来てもらうように頼んだ。
その後、ベットを起こしてもらい、腰に負担がかからないようにした。
こうして起きている方が楽だった。
腰をそらしたり、手すりにつかまって前傾姿勢を取ったりして、腰をほぐすようにした。
こんなことをしているうちに、23:00ぐらいには、座薬も効いてきたのか、痛みはずいぶんと和らいだ気がした。
その後も、しばらく起きていたが、少し収まってきたので、山本さんを呼んで、ベットを平らにしてもらった。
水を飲みたいと言ったが、麻酔が効いているので、胃が働いておらず、飲んだら全部吐いてしまうと言われ、うがいだけになった。
その後少し寝る事が出来た。
しかし時間が経つごとに、今度は足の方が痛み出した。
いこっち