狼と香辛料
今期は良いアニメがいっぱい。
これも見事にツボを突いてきます。
古代よりとある集落に宿り
麦の収穫を司ってきた狼神、ホロが
行商人ロレンスと共に、北の故郷を目指し旅する
剣も魔法もないファンタジー・ストーリー。
剣と魔法に変わるは、商人としての知恵と戦略。
そう聞くと現実的、現代的な連想もされますが
1800年代の西洋を感じさせる舞台や
「旅」という動的なストーリーの骨子が
ファンタジー性を生み出しています。
経済知識に明るくない自分にとっては
なかなか理解困難な内容でもあるけど
その分、見ごたえは十分。
テーマがテーマなだけに
堅苦しい内容になってしまいそうなのに
そこに、ホロとロレンスの絶妙な距離感の中で
展開される、趣の深い会話が入ってくると
思わずニヤニヤ、緊張がほぐれます。
特別好きなキャラはいないんだけど、
この二人のやりとりの描写は
現実にはありえない設定に
不思議なリアリティを与えます。
人間と狼
食うものと食われるもの
住処を奪うものと奪われるものという
敵対する存在同士が手を取り合い、
主に互いの利益のため、
協力しあうという構図。
そこに、必然的に現れるそれぞれの
複雑な思い。
しかし、それを拭うように生じる
二人の信頼関係が、なんともカワユス。
物語のロジックと心理描写、
その両者に長けたこの作品は
創作者として学ぶものが大きいです。
こんな作品作ってみたいって心から思います。
好きなセリフ
「孤独は死に至る病じゃ」
ちなみに自分のブログのタイトルと
このアニメおよびその登場人物とは、
たぶん!関係ありません。
そりゃまぁ、ホロと仲良くなれるのなら
言うことはありませんがねw
それには未熟が過ぎますな。