好きな言葉シリーズ?
暮らしの中でのモノに対する考え方について書いてみる。
ミニマリストのほうがよく聞くイメージではある。
ミニマリストとは、最小限の(minimal)モノで生活する人たちを表す言葉。
断捨離やこんまりさんのこんまりメソッドなどの手法も有名である。
余談だが、考え方的にはこんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』が好きです。 ただ断捨離のほうがキャッチーな感じがします。ちょっと残念。
ミニマリストの方たちの暮らしを見ると、本当にそこで生活しているのかとビックリするくらいモノがなく、ブームのときから、ちょっと違うんだよな、と感じていました。
モノを少なくするのは賛成だが、そこまでしなくてもって感じです。
そんな私はミニマリストではなく、「シンプリスト」を目指したい。
シンプリストとミニマリストとの違いは、単純に物量を減らすのではなく、自分にとって必要だと思ったモノは大切にし、かつムダなものは持たない、買わないことだと思います。
と、こんなことはどこにでも書いてあるので、モノを持つことについて自分なりに思うことを2つ書きます。
1.モノは所有するだけでコストがかかる
これは、戸建て住宅を建てるときに痛感したこと。
家を建てるとき、建坪を検討すると思う。
広い家のほうがもちろんいいが、予算が足りない。
というのは戸建てを購入した人の誰しもが経験したのではないだろうか。
根拠は忘れたが、当時必死に電卓叩いて、35年ローンで100万高くなると月額で3,000円くらい支払いが多くなったはず。
おぼろげながら覚えている感じなので、計算間違っていたらすみません。
100万だとハウスメーカーにもよるが、1.5坪から3坪くらいになると思う。
もし家中のムダなものを集めて、それを収納するってことになった場合、どのくらいのスペースを使うのだろうか。
例えば、それが1.5坪から3坪くらいのスペースを使うのであれば、そのムダなものを所有するために月々3,000円払っていると思うとバカらしくなる。
2. 同じことを繰り返しているという事実
人生40年近く生きてきて、シンプルな暮らしを考えたとき、必要なものはそれほど多くない。
身の回りのモノも、何年経ってもあまり変わらない。
生活もあまり変わっていない。って、
おかしくないですか?
モノはいろいろ買っているはず、お金だって毎月いっぱい使っている。
私は食費と生活費以外の家計を把握しているのでなにを買ったかは全部わかっている。記録をつけているから調べればという話ではある。
ふり返ってみると絶望しかない。なんか同じこと(買い物)を繰り返している。
もちろんモノには寿命もある。
でもそういうのではなく、特に服が顕著なのだが、ちょっと違うが同じような服を永遠と買い続けては、いらない服を捨てている感じだ。服だけでなく、他のモノも似たようなもの。
少し高価でも気に入ったものを長く使う
この意味が腑に落ちた。
別に高額なモノでなくてもいい。
お気に入りの文房具とかそんなんでもとにかく気に入ったものを買うようにしている。
もちろん、全部が全部そういったモノを買うというわけでもなく、安くていいものはもちろんある。金額ではなく、自分にとってそれはどんな価値があるのかを重視するようになった。そして価値を見いだせないものは安くても買わない。
そんなこんなで
シンプル イズ ベスト!
まだまだモノは減らせそう。