日本橋の人形町にある小網神社は東京でも有数のパワースポットとして有名だ。第2次世界大戦中に徴兵された兵士が無事帰還することを祈願し、戦後日本に帰ることができたことで一躍有名となったらしい。

 

私も以前ここに参拝し、何度も助けていただき、そして祈願成就している。今回はお祈りの仕方について、気付いたいことがあるのでお伝えしたい。その方法でお祈りをすれば、願い事が叶うのだ。

 

その方法とは、自分の願いを祈願しないことだ。逆説的かもしれないが、神社ではお願い事をしないほうがよく、ただ単に感謝を伝える方がよい。特に自分の願いごとは言わないほうが良い。

理由は三つ。一つ目。自分が神様の立場になって考えてみる。がめつく自分の願いをお願いする参拝者と感謝をする人、あなただったらどちらの願い事を優先するだろうか?答えは明らかだ。

 

二つ目。願望を叶えるということは自分の問題。正直神様の知ったことではない。神様は、確かに助けたり、お膳立てはしてくれるかもしれないが、「~してくださいと」強い願望を言われても困ってしまう。

 

三つ目。結局、お祈りというのは自分自身に向けられているものだ。「~してください。」という願望は結局は「その願望が叶っていない状態」を自分に向けて言っている事になっている。

三つ目は重要なのでもう少し詳しく。例えば「〇〇大学に合格しますように。」「出世しますように」「お金持ちになりますように」。この祈願は自分が達成していない状態を認めてることになる。

 

そしてその状態が潜在意識に刷り込まれてしまう。これでは折角神社に参拝したのに本末転倒な結果を導いてしまう。祈るのであれば、例えば「〇〇大学に受けるチャンスをいただき有難うございます」としたほうが良いだろう。

 

祈り方次第で、効果は雲泥の差がある。祈願の際は、二礼二拍手一礼の後に住所、数え歳、名前を伝える。具体的な願い事を伝えたいときは、「~の機会を与えていただき」、「~についてお守りくださり」と祈願し、感謝の言葉で結ぶことだ。

 

ただ、一番効果があるのは御祈祷をお願いすることだ。勿論、祈祷料はかかるが、神官である神主さんが誘導してくれる。ただ、先ほど伝えた感謝の気持ちは忘れなきように・・・。

 

神社は神様への感謝と自分に対しての潜在意識を高める場所と言える。是非お祈りしてみて、祈願を成就させてください。読んでくださりありがとうございます。