数年ぶりにブログというモノを書いているので、慣れない文章になってしまいますが思いのままに書いてみたいと思います。

まだ顔合わせと本読みをした現状なので、稽古の進み具合とかについては書けないため現段階の想いになります。

まずこの話をいただいた時の心境としては、芝居に向き合うハードルの様な感覚を受けました。自分は演出と脚本の森岡さんとは今回で四回目の対面になる訳ですが、毎回作品に対して真っ直ぐで不純物のない濃度を感じています。それに応える様にどの作品でも一生懸命演じてきました。毎回充実感と同時に心身共に疲弊します。おかげで、森岡さんからの自分の評価も感じるし、蓮ならやってくれるだろうというメッセージみたいなのを感じます。それがハードルとなり、今の自分にそれを越えられるのかと、ちょっとした危機感も感じる訳です。

作品のオファーを受ける際の覚悟というか、簡単に受けた訳じゃないというのがまずあります。そういう緊張感を持たせてくれるSTRAYDOGは刺激的で特別な場所です。

勿論『嫌われ松子の一生』の事は知っていたし、過去に映画は観た事がありました。前回の舞台の映像も観て、改めて映画も観てみました。歳を重ねるにつれて観た後の感想が変わる。そんな作品です。

決してハッピーエンドではない作品ですが、人生うまく行くことばかりじゃないし、それがリアルだし。そのリアルさや息遣いが感じられる作品で、とても響きます。人と人とが出会って別れて傷ついて深みが出ていく、本読みで集められた人達の声や気迫を感じた感想としては、8割以上の感覚で良い舞台が作れる自信が持てました。軸となる松子を演じる広山さんが素敵だったのでより楽しみになりました。まだ立ってもないし、音響も照明もなくて8割です。成功する気満々です。きっと多くの人がそれぞれの感想を持った素敵な舞台になると確信しています。

あなたの一生の一部になれる事が嬉しくてたまりません。是非劇場へリアルに感じに来てください。