本日はストレイドッグ所属して6〜7年目くらいの、
山田奈保がブログを書かせて頂きます。

集中稽古が始まって2日目。
ようやく芝居もダンスも体に馴染んできた頃でしょうか。
昨日よりも今日、今日より明日と、
一人一人の成長が感じられて、ああこれは、
本番良いものが見せられるなと……。

ただ安心してはいけません。
慣れはダレに繋がってしまいます。
同じことをする中で、自分でも毎回変わり続けていかなければと、
自分よりも一回りも違う若い子達に
こんなんでもお手本になるような行動をしなければと思う日々でございます。

と、話は変わりまして、

ふと私がまだ彼らくらいの年齢の頃、
どんな風に生活していたのか、どんな事があって、どれくらい記憶しているのか。
いろいろ思い返していた夜に、自分は嫌だったことや、思い出すと苦い記憶だったりが、あまり思い出せなくなっている事に気がつきました。
それよりも、人からされて嬉しかった事が沢山出てくるのです。
高校生の時、クラスメイトが誕生日に好きなアップルパイを作ってプレゼントしてくれたこと。
お母さんが大学の帰りが遅い私のLINEに「唐揚げ作って待ってるね」と送ってくれて、バスの中で嬉し泣きしたこと。
ピアノがちゃんと上手く弾けた時に楽譜に大きくはなまるを書いて褒めてくれたこと。

ちっちゃい事なのに、いつどこで誰が何をしてくれたのか鮮明に覚えていることって、自分がその嬉しい気持ちになる前に、気持ちが少し落ち込んでいたとか、嫌な事があったのをまるで上書きするみたいに塗り替えられたから、きっと私の記憶にはその少し心が救われた分の蓄積が沢山あるんだろうなって思ったんです。

嫌なことを忘れたいからあまり覚えてないんじゃないかと言われたので「あぁ、それもあるかもしれない」と思ってもいますが(笑)
ようするに、私は幸せ者なんです。

嫌なことや、辛かったことを思い出すのも大変キツいですけど。何が今までの私の経験としてここまで生きてこられたのか、それを問いながら役と向き合っていきたいです。

明日はどんな事があるのか。
どんなふうに変わっていくのか。
大変興味深く、楽しみです!

皆さんとも、この楽しみの味わいが共有できる日をあと数日間、心待ちにしております!

アトム見に来てね……!



写真は、もう日頃お世話になりまくってる安川結花さんと!