目黒川の近くに
そのお店はあった。
扇子が並んでいる。
それぞれに、名前がついていて。
中には、文が添えられているのもある。
「夜這星
天の川をつきぬけ流れる星を夜這い星という。
中略
闇を偲ぶように育まれる恋もあった。
物語を生む闇を今の世にも取り戻したい・・・」
夕焼け?朝焼け?に浮かぶ月のよう・・・
仕事中、立ち寄った先の近く。
オープンを迎えたお店があった。
話を聞くと山口智子のお店らしい。
中へ入ると、扇子がならんでいる。
一つ一つが存在感があって。
物語もあるものもある。
夏のけだるい暑さをしのぐ
ほんの気晴らしかもしれない
扇子で扇ぐ風
その手先にちょっとした「物語」を思い浮かべるのも
粋な「夏の大人の遊び」かしらと
空想の世界で楽しんでしまった一時だった。
☆Kakitsubata



