私はどちらかというと

とっても感情的で

つっぱしるタイプの人間.


瞬間湯沸かし器とでもいうのだろうか?


見た目と中身のギャップが大きいというか.

結構せっかちな部分がある.

譲れない部分にふれると

頑固になる.


社会人になって

意識するようになって,

少しは冷静に理性的に物事をみれるようになったのだけど

その原点は,かわらずに心の中にある.


怖いモノなしだったのに

年をとるにつれて

怖いモノが増えた

臆病になった.

崩れやすい自分を守るために

言葉で武装するようになった.


傷つくことを恐れ

本当の気持ちを押し込め

理論的に装って

その気になって

心の奥底の弱い弱い自分をかくして

強い自分になりたかった.


なりたい自分と

弱い自分とのギャップ.


あれこれ考えすぎて

ジレンマに陥ってしまうのも

そのせいなんだろう.


そんなことがちょっとずつ

わかってきた.

自分で自分に嘘つくうちに

本当の気持ちがわからなくなっていたこと.


だから,余計に甘えたくなって.

依存したくなって.

でも,それを隠したくて.


ちぐはぐな自分が生まれてしまったんだよね.


でも,もういいかなって

最近思えるようになった.


昔,仕事で臆病になっていたとき

「どんなに怖くても,命を取られるわけじゃないから

そんなに怖がる必要はないんじゃないか?」

そんな言葉を投げかけた人がいた.


きっと,無意識にもっていた無駄なプライドを

守ろうとしていただけだよね.


人の色んな感情が分かるようになって

まわりの人間に,感情移入しすぎて

身動きができなくなってしまったりして.


「人が良すぎるよ.

それじゃ,いいように利用されちゃうよ?」

人を疑うよりは,だまされる方がいい.

そう思ってきた.

初めから,人を信じることを

諦めていたのかもしれない.


でも最近,もっと自分に素直に

そして正直に生きてもいいんじゃないか

そう思えるようになってきた.


だって,ちゃんと伝える手段は学んできたんだもの.

相手に合った伝え方があるってこと.

いざというとき,戦う方法少しは学んできたんだもの.


「もっと自分を好きになってもいいんだよ」

年下の同僚に言われてしまった.

「自分を好きすぎても,嫌いすぎても問題あるけれど

もっと自分を大事にしてあげないと

このままじゃ,つぶされちゃうよ」


すごく嬉しかった.

身近で働いている人間の中で

ちゃんとわかっていてくれた人がいた.

ある一部でしかない仕事での私をみていながら

その根底を見透かしていた.


ああ,情けないなという気持ちと同時に

もっと自分を好きでいてもいいんだと

言ってくれる人間がいるんだと

泣きたくなった.


言葉にたよって

自分を守ること.

それは時には攻撃にもなり

虚像にもなりうる.

でも,本当に伝えたいことは伝わらないこともある.

自分で見失ってしまうこともある.


怖がらずに,もっと素直になろう.

ある意味,わがままになろう.

そして,自分をもっと好きになろう.

凛とした人になれるように....