昨日夜、気になった洋こしょうと和こしょう。

どうも九州をはじめ西日本地方では

唐辛子を「こしょう」とよび、ペッパー(胡椒)を「洋こしょう」と呼ぶらしい。

 

同じ理由から、九州で一般的な調味料の「柚子こしょう」。

これには、ペッパーが使われていないのに「こしょう」とつくのは

唐辛子を材料の一つとして使うためだそう。

 

江戸時代の長崎の風潮を現した「内案録」という随筆の中の一文で

「長崎では蕃椒(とうがらし)のことを胡椒(こしょう)と呼ぶ。

 唐がらしは『唐を枯し』と同音であるため、胡椒というのである。

 長崎の役人たちは、唐船のためにその生計が成り立っているのだから

 中国に対する敬意の程が良く表れている。」と皮肉られていたという話もある。

 

洋こしょう。

何気ない一言だけれど

地方によって同じものの呼び方が違うのって面白い。

長い間に積み重ねられてきた文化や背景とか

たどっていくとちょっとしたエピソードに出会える。

そんな言葉の面白さが好き。