R4年9月、働いていた派遣会社に今の勤続先に勤めて1年以上になることと、他社の派遣社員さんに比べて健康保険や有給休暇の取得できる時期等の面で劣る、かつ、どうやらマージン率が高いらしく私の貰える時給が安いのではということに気が付いたこともあり、時給を上げて欲しいと交渉しようと思いつきました。

ただ、私の派遣会社の担当営業さんは全く連絡もよこさないし、コロナ禍を理由に訪問もない、メールで問い合わせても返信もない。

恐らくコロナを言い訳に仕事をしていないんだと思います。

今更ですが、コロナ禍で多くの企業がリモートワークを導入したことで、簡単にさぼれる会社だと仕事しない人が結構いましたよね。

あまりにメールしても返信がなくて電話してみたら、明らかに外で何やら楽し気な声が聞こえて、仕事中だけど、あなた繁華街をほっつき歩いていますよね?という人がわんさといました。

働けよ、給料泥棒!

と、こんな感じだったので、本来なら9月末までに次の3ヶ月更新するかどうかの契約更新をしなければならなかったのですが、ホームページ上でペンディングにしたまま放置されていました。

業を煮やして、派遣会社の通報窓口みたいなところに電話して、更新手続きが出来ていない状態で来月からどうすればよいんですかと問い合わせました。

すると、ようやく担当営業ではなく、事務担当の女性から電話とメールが来ました。

なので、担当営業さんの今までの行いや派遣会社の有給休暇や健康診断の件、年末調整の件といった福利厚生に関する不満と1年経過したので時給を上げてくださいと言いたいことだけ言いました。

これが9月の28日か29日くらいでした。

結局、時給は上げることができないと連絡があったのが10月に入ってからでした。

どうやらペンディングにしていたはずの更新が勝手に同条件(同時給)で更新されてしまっていたようです。

企業側としては今後も働いてほしいということでしたが、時給は上げれないようです。

となると、派遣会社が自社のマージンを削って私にその分を上乗せして時給を上げてくれない限り、私の時給は上がりません。

私としては、企業側は対応も良くて一緒に働いている人たちも親切だし、働く環境は良いと感じていたので辞めたくはありませんでした。

でも、派遣会社の待遇や派遣に対する扱いには不満たっぷりという状況です。

なので、派遣会社、マージン削ってその分、私にくれよという気持ちです。

その気持ち、正直に派遣会社の事務の人に言いました。だって、担当営業も本来の派遣社員のフォローを怠っているし、他の派遣会社に比べて福利厚生に関するサポート的な仕事してないし、マージン高すぎですから。

結果、事務担当ではなく、管理部署(コンプライアンスだか契約相談担当窓口)から電話があり、契約は10月末までの1ヶ月だけとして11月以降は勤務しなくて良いということになりました。

で、私はR4年11月1日に失業者となりました。

 

長い前置きになりましたが、ここからが本題。

R4年1月1日からR4年10月31日まで働いて、給与は派遣は後払いなのでR4年11月まで支給されました。

結果、R5年度は課税されて働いていなくてもしっかり住民税の支払いはありました。

つまり、R5年度非課税世帯には該当しなかったのです。

派遣の前に働いていた会社では上司の理不尽なパワハラとワーママさまのやりたい放題の尻拭いのせいで、眠れない、食べれない状態が続き、体重が1年でかなり落ちて、身長162センチの私が40キロを切ってしまってメンタルもやられたので退職しました。

そして、次の派遣も辞めることとなり、もう働くことに嫌気がさした私は、心と体の平穏のことを考えると働けなくなりました。

そんな私に踏んだり蹴ったりの非課税世帯向けの給付金制度が始まったのです。

多くの市区町村で、R5年度非課税世帯向けに10万円の給付金が支給されました。

しかし、私の場合、R5年度はR4年度に働いて収入があったので課税世帯となり、支給の対象外となるのです。

市区町村によっては、私のようにR4年度は働いていたのでR5年度は課税世帯だけど、実際にR5年度に収入がない人も支給の対象とした自治体もあったようですが、私の住んでいた大阪市は非課税世帯のみを対象とし、私は対象外とされて1円も貰えませんでした。

そして、その後、いつだって生活保護や非課税世帯だけが優遇されて、それに該当しない、きちんと働いているけど収入の低いぎりぎりで生活している人にあまりに酷いということで、低所得(非課税世帯ではないけれど住民税均等割りのみの世帯)で特に子供がいる世帯を対象に7万円プラス子供ひとりあたりいくらか(金額は5万?)の給付金が支給されることになりました。

当然、私は、これにも該当しません。

R4年11月からずっと働いていなくて収入もないんですけどね。。。

そして、そして、ついに普通に働いて納税している人が声を上げました。

どうしていつもいつも生活保護や非課税世帯、低所得者といった人だけに支給があるんだ、真面目に働いて少ない給料から税金がっぽり取られている普通の人だって、この物価高騰で生活は本当に大打撃を受けているんだ、苦しいのは非課税世帯だけじゃないんだよと世論が声を上げたんですね。

で、今回、R6年の6月以降、所得税ひとり3万円、住民税ひとり1万円、合計4万円を本来支払う金額から減税しましょうと国が決定しました。

※所得税3万も払わない所得の低い人は、仮に2万所得税を払うのであれば2万が減税、3万との差額1万は給付されるのです。

さて問題です。私のようにしつこいようですが、R4年の11月からR6年の現在まで働いていない人は、この4万円の減税もまた対象外です。

おかしくないですか???あちこちに問い合わせましたよ。

だって所得税が3万円以下の人は、3万と実際に支払った所得税との差額が支給されるんですよ。

じゃあ、所得税がゼロの人は差額3万が支給されるんじゃないんですか?と思いません?

でも、実際は、1円も支給されないんですよ。

こうやって全ての支給や還付の対象からすり抜けて、私は誰よりも損してる。やってられないです。

こうなったら今後一生働かないで、常に非課税世帯であり続け、全ての支給金の対象にならないとやってられないです。