ヨガといえばインドですが、
ヨガの教えに『サントーシャ』という言葉があります。
サントーシャを漢字で書くと『知足』、
満足している、とか、
”今有ることに感謝する”という意味になります。
反対のことを言うと、
これがない、あれが足りない、と不満に思うこと。
『今日は、今こうして、ヨガができる時間があることに、感謝して始めましょう』
そう先生が話した後、その日のヨガレッスンが始まりました。
「サントーシャ」、日本語で言うと「足るを知る」でしょうか？
60万部以上売れている話題の本、
稲森和夫さんの著書「生き方」の中でも、
「足るを知る」ことの大切さについて書かれています。
何年か前、タイのチェンマイで、偶然出会った方がいました。
中華系マレーシア人で、マレーシアでの仕事があまりにも忙しかったため、
チェンマイに移り住み、スローライフを満喫中とのことでした。
半袖短パンで原付バイクに乗る姿からは想像がつきませんが、（失礼！）
ご自宅がリッツカールトンのような佇まいの、実は実業家さん。
その方も、中国語の「知足」、発音は「チーツィー」
これが大事、と話し、
「知足」と文字を入れたオリジナルの玄関マットを、
嬉しそうに見せてくれました。笑
話す言葉や、何人であるとか、宗教とか、色んなことが違うけれど、
大事なことは、ず～～っと昔から国境を超えていたのだなあと思うんです。