今回は私が次男の時に体験した無痛分娩のレポートになります。


※次男のダウン症とは関係ない内容になります。

 

※私自身が無痛分娩について情報収集していた際に、ブログを一番参考にさせて頂いたので、私も自分の体験を投稿することにさせて頂きました。



◼️無痛を選択した理由


私は、長男を普通分娩、次男を無痛分娩で出産しました。


長男の時はそもそも無痛分娩を扱っていない病院だったので、選択の余地がなかったのと、「まぁ、普通分娩で良いんじゃない?」程度の考えでした。


ところが、1日半に及ぶ陣痛を経験(初産なら割りとよくあることだと思います)し、出産の感動など味わう余裕はなく、とにかく「早く産んでこの痛みから解放されたい」一心でした。

 

そのため、産後すぐに「次の出産の時は絶対・無痛分娩!!」と心に誓いました。

 


◼️病院の選び方(私の場合)


都内では無痛分娩を扱っている病院はすぐに分娩予約が埋まってしまいます。

6週とか7週で予約いっぱいになる病院もあり(多く?)、争奪戦ですあせる

なので、私は2人目の子供を計画し始めた時、自宅から通える距離で無痛分娩が出来る病院をピックアップし、費用やいつまでに初診を受ける必要があるかなどを電話で問い合わせていました。

 

夫とも相談し、無痛分娩はリスクが無いわけではないので、緊急事態に対応できるよう大きな病院にしようということで、品川区にある昭和大学病院で出産することを決めました。


ちなみに、紹介なしで大学病院へ直接受診したので、初診料は少しかかりました。

 


◼️無痛分娩の体制


無痛分娩を受ける際には事前に無痛分娩クラスを受講する必要がありますが、今はコロナで中止になっており、個別対応になっているようです。

 

無痛分娩で出産する日は36週以降の健診で決めることになっていました。

私が助産師さんから聞いた話では、38~39週頃に出産する方が多いそうです。初産の妊婦さんで子宮口が全く開いていない場合などは少し遅めのタイミングになると言っていました。

 

ただ、昭和大学病院の無痛分娩は24時間対応ではありません。

無痛分娩による分娩日よりも前に陣痛が来た場合には、無痛分娩を予約していても、残念ながら普通分娩で出産することになるそうです。

 

これは運としか言いようがないと思います。

何が何でも無痛分娩!!という方は24時間対応の病院を検討されると良いと思います。

 

私は、胎児胸水などの問題はありましたが、結果的に、無事に無痛分娩で出産することが出来ましたニコニコ

 


◼️無痛分娩当日の流れ


前日に麻酔科から麻酔のリスクなどについて説明があり、同意書にサインしました。

(私の場合、出血で数日前から急遽入院していたため、通常とは違うタイミングだったかもしれません。)

 

その後、分娩当日の朝9時頃からLDR室で麻酔開始。

分娩台で座禅のような態勢になり、医師が背中に麻酔を注入。私の感覚では、全然痛くありませんでした。

 

麻酔はすぐに効いてきて、麻酔担当の医師が保冷剤を使って麻酔の利き具合を確認してくれます。


「冷たい?」と聞かれて、私が「常温ですかね~」と答えると、「じゃあ効いてるね!笑」と言われました。

 

ちなみに、麻酔を開始したタイミングで私はすでに5分間隔の陣痛、6センチほど子宮口が開いていました。

羊水過多、切迫早産、出血などのトラブルがあり、経過の良好ら妊婦さんとは違う経緯での出産となったので、麻酔を開始したタイミングは通常とは違うかもしれません。

 

麻酔が効いてきた後は、内診も痛くありませんでした。(長男出産の時は、これがホント激痛・・・。)

 

ただ、陣痛や腰の痛みは、全く無いわけではありません。苦しさや痛みは当然感じます。

というか、感じないとイキむことが出来ないので、あえて痛みを感じる程度の麻酔にしている、と医師が言っていました。

 

確かに、麻酔が効いていると「はい、イキんで~!」と助産師さんに言われても、最初の1~2回は上手くイキめませんでした。

 

初産の方は吸引分娩になる人も多いと噂で聞いたことがありますが、こういう事が背景にあるのかもしれません。

 


◼️感想


前置きが大変長くなりましたが、出産した感想は、無痛分娩で良かった!です。

 

無痛分娩に関しては、当然リスクはありますし、人によっていろいろな考え方があると思います。

 

私は、痛くて辛いだけの出産はもう嫌、と思っていたので、そういう意味で無痛分娩は正解でした。


産後の体力回復も早かったように感じます。


それと、無痛分娩とは関係ありませんが、私が出産するときは助産師さんが、リラックス音楽やアロマを炊いてくれたことが嬉しかったです。


でも、出産後に勤務の交代した助産師さんが、「これ、病院のですか?」と私に聞いてきたので、もしかして前述の助産師さんがメンタル不安定だった私へ配慮して対応してくれたのかもしれません。



◼️デメリット


特に感じませんでした。


食事が美味しいとは言えなかったことくらいでしょうか…。


THE 病院食 という感じです笑


ただ、ご飯を食べに病院へ来ているわけではないので、私はあまり気になりませんでした。


お祝い膳もありませんが、私の場合、次男がNICUに居てお祝い気分ではなかったので「あ、ないのね」くらいの気持ちでした。


晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ


無痛分娩レポは以上になります。


ここに記載したことは、あくまでも私の体験です。出産は十人十色。全く同じ人はいません。


ですので、参考程度に受けとめて頂ければと思います。