鳥羽の宿泊。
翌朝9時のオープンとともに鳥羽水族館に行きたいので、水族館や駅近のホテルが良いのです。
あちこち調べましたが、ひとり旅だし、土日の宿泊だし、駅近なんていうとどこも本当に高い!
寝るだけなのに30000とか!
うーーーん。それはあまりにも勿体無い。
どうしようか、Googleで検索。
あ、ゲストハウスがある!
しかもbooking .comの補助もつくのでひとり4000円でおつりがくる!
おお!ここがいい!
ここにするしかないっしょ!
ゲストハウスだけど、コロナのこともあり一部屋1組。
ドリトミーにはしない様子。
申し込みました。
かもめnbさんです。
普通の民家のようです。
民泊というやつですね。
ゲストハウスは実は2度目。
ずいぶん昔に泊まりましたけど男女一緒部屋のドリトミーでした…
でももうこの歳だと無理かなあ…
キッチンもあって、使って良いですよと。
あとはシャワーと、洗面台やトイレも共用です。
お部屋は2段ベッドとシングルベッド。
どこに寝ても良いですよと。
シーツは自分で敷きます。
とても清潔で、申し分のないお部屋でした。
オーナーさんは40代男性。
この日の宿泊は私の他に大学生男子2名。
この大学生はチェックインの時に顔を合わせただけであとは会いませんでした。
オーナーさんに食事が出来るところを聞きました。お酒が飲めないので居酒屋さんは申し訳ないのでちょっと…
ラーメン屋さんならありますよ。
そこ、テイクアウト出来ますか?
めはり寿司を買ったことを思い出したので
それと一緒に食べられればと聞きましたが、
出来ませんねぇ…と。
色々な話をしていたら、
実は今日で廃業するんですと…
え?えーーー!
私が最後の客ということですか?
ああ、まあそうですね…と。
私がここに行き着いたのはそのためだったのかな…
オーナーさん
あの、これ鍵です。どこかに出かけるならこの鍵をかけて行ってください。
私はトイレットペーパーを買いに行くのでちょっと今から出かけますと。
あ、買い物に行くんですか?
良かったら材料を買ってきて頂けませんか?
嫌でなかったら私が何か作るので一緒に食べませんか?
いやいや、そんなそんな…
と、遠慮していましたが、
材料費を出しますから最後の晩餐みたいな、思い出の食事にしましょうなんていう
話から.じゃあ割り勘にしましょうということになり、材料を適当に書いて買い物を頼みました。
その間に私はシャワーを浴びて材料の到着を待っていました。
メニューも決めてないけど、適当に頼んだ材料で何かできるでしょうと。
頼んだ材料は
カット野菜、お肉、生姜のチューブ、お豆腐、ナス、それだけ。
材料が届き、作ったモノはこんなモノ。
ナスの生姜ポン酢和え
冷奴
具沢山味噌汁に野菜炒め
焼きなす
あとは、めはり寿司
初めてのキッチンでチャカチャカっと作って、初めて会った人と一緒にご飯を食べるって、なんか不思議な感じだったけど、
でも、美味しかったんです。
めはり寿司はもちろん。
いつも食べてるような適当なご飯でも、
話をしながら小さなキッチンで食べたご飯が。
特に味噌汁がね、味噌が甘くて、とてもご当地を感じたんです。
お肉も柔らかくて美味しかった。
オーナーさんも美味しい美味しいと完食してくれました。
お礼のつもりだったのでしょう。
明日の朝、朝市に行きませんか?
と誘ってくれました。
お味噌を気に入った私に連れて行ってくれると。
鳥羽水族館のオープンまでに帰ってこられますよと。
喜んでお受けしました。
そして、お腹もいっぱいになり爆睡。
長くなるので
朝市の話はまた後日にしますね。