義母の作るおはぎは、こしあんで作られている。

家の畑でとれた小豆を丁寧にこして作る。

高齢のせいか、年々甘味の感覚がわからなくなってきている。

でも、これは義母のおはこ。

だから私はこのおはぎを覚えないし、味に関しても何も言わない。

義母より上手くても下手でも困るから。

こちらのお盆はちょうど今。
明日は送り盆となる。

祖母も義父もたくさんの先祖たちも喜んでこのおはぎを呼ばれていくだろう。