娘がおっぱいを飲んでたのは2歳過ぎまで。

とにかく

いつでもどこでもなんでもかんでも


おっぱいおっぱい。


お腹が空いた時はもちろん、

機嫌が悪い時

転んだ時

どこかにぶつかって痛い時

理由はなくてもとりあえず


おっぱいおっぱい。


言葉が出ていない頃は

フンフンと愚図って

おっぱいをせがみ


おしゃべりが出来るようになると

『パイチャンガイイヨー』

『パイチャンパイチャン』

とママを追いかけてくる…


・・・そんなおっぱい星人の娘ちゃんでした。



おっぱいは私だけの特権だったから

私にとっても、

娘の『パイチャンガイイヨー』は

私自身の存在意義を満足させてくれるしあわせな時間でした。


だから無理に卒乳しようとも思わず

娘が欲しがる間は好きなだけあげようと思っていました。


ですが、

2歳3ヶ月頃だったかな…

娘と私、2人一緒に

インフルエンザに罹ってしまって

必然的に授乳が出来なくなってしまったのを機に

自然とおっぱいを卒業してしまいました。


まだまだ授乳する気満々だった私は

なんだか肩透かしを食らったような…とても寂しかったことを今でも覚えています。



…そんな

『パイチャンガイイヨー』の動画が

今日、Googleフォトで上がってきました。



それまでご機嫌に歌いながら踊っている娘を

動画で撮っていたのですが

急に

絆創膏を貼った足の指の傷を思い出し

(ちょっとした傷でした)

「そうだった、アタシ、ココ痛かったんだわ…」

とでも言わんばかりに

『パイチャンガイイヨー』が始まりました。


その一部始終の動画でした。



可愛くて可愛くて堪らない娘の

『パイチャンガイイヨー』

を思わず見てしまいました。


この頃に戻れたらいいのにな…



でも…

このしあわせな時間は

間違いなく「有った」から


しあわせな想い出を抱きしめて生きていくしかないんだろうな…


娘ちゃん、

ママの胸の中で一緒に生きていこうね。