先日夜、急遽

息子の習い事の送迎をすることになりました。

(いつもは夫担当)


自宅から習い事の場所まで

車で片道約40分。

(これを毎週数回行ってくれている夫には感謝です)


家に戻れる距離ではないので

息子が終わるまで駐車場で待機していました。


その間、手持ち無沙汰で

スマホを見たりしていましたが

暗がりなのですぐに目がショボショボに…


それじゃあ、久しぶりにCDでも聴いてみるか…

と、CDを入れたケースを探してみました。


最近は車の中では、

ほとんどラジオなので

CDを聴くなんて本当に久しぶり。

(最近の音楽の聴き方が(サブスクとか?)わからない…💧)



CDはすぐに見つかりましたが

それ以外にも

仕舞った記憶のない場所からCDが出てきました。


「大橋トリオ」さんの、

このCDの存在…すっかり忘れてた。


前にブログで書いたことがありますが

私は大橋トリオさんの「りんごの木」という曲が大好きでした。


https://youtu.be/UgYvnIQkZiY?si=CA1eSQf5U13eVo--




娘がいた頃

よく聴いていたな…


ちょっと複雑な気持ちになりながらも

出てきたCDをカーオーディオに入れて聴いてみました。



「つぐみ」という曲の歌詞…


止まらない季節に追われて

僕らこれから何処へ向かってゆく

迷子みたいに彷徨っていても

確かなものだけ感じて生きて行くの


どんなに君が愛してくれたか

窓辺にとまるつぐみが僕を見つめる


これから始まる二つ目の物語

そこに君の姿はもうなかったとしても

光纏う春のそよ風にそっと君の幸せ祈るよ


https://youtu.be/66Af3UJd9cE?si=KSCxN8BsEPqf1Tz9



改めて聴き直すと

以前聴いていた時とは全く違う曲のように感じて

涙がじわっ。


娘を亡くしてから

テレビやラジオから聴こえてくる音楽に

気持ちを重ねることは度々ありますが

自分から、新しい音楽に飛び付くことはなくなっていました。


でも、これを機に

YouTubeで大橋トリオさんの最近の曲を聴いてみようかな…と検索すると


まず目に入ってきたのが


「さよならの無い世界」


https://youtu.be/8zvAenKE0Lc?si=m5MA6uztk7QY9mJX


私は見ていないのですが

オムニバスドラマのテーマ曲だったようです。



ドラマは

現世とあの世の狭間で

亡くなった人を迎えるあの世の案内人が

最後に会いたい人に会わせてくれる

…という内容だったみたいなので

曲も、亡くなった人側の気持ちを歌っているのでしょうか。


今なら、このドラマも観てみたい…観れるような気がします。



さよなら言えない

愛おしすぎた日々

もしまた巡り会えたら

さよならの無い世界

悲しみなんか無い世界に



私も娘に

さよならは言えませんでした。


『また逢おうね』

『ママがいくまで待っててね』


そう伝えるのが精一杯でした。



さよならの無い世界

悲しみなんか無い世界


それが私たちの望む場所ですよね。



そこで永遠に

娘と一緒にいたい…





大橋トリオさん…

公言はされていませんが

奥様のmiccaさん(作詞家)とともに

悲しみを抱き締めていらっしゃるそうです。

その時に創った曲だそう。


だからなのかな…優しく響きます。


https://youtu.be/3HIC9HkFq0I?si=OaYBBCYYhR-E8uL5