新年度が始まり
学校からたくさんのプリントが配布されました。
家庭調査票の確認、修正
健康調査票の確認、修正
年間行事表
連絡メールの新学年への再登録について
授業参観・保護者会について
修学旅行について
進路について
それらのプリントを挟んできたクリアファイルをテーブルの上にバサッと出す息子…
出した拍子にクリアファイルから
一冊のノートがスーッと飛び出てきました。
すみっコぐらしのキャンパスノートでした。
このノートは…
娘の葬儀を終えて
後日
「仲良くしてくれてありがとう」
…という気持ちを込めて1年生全員に
鉛筆と一緒に贈ったノートでした。
それが数冊余ったので
息子にもあげたのですが
当時5年生だった息子は
『すみっコぐらしなんて恥ずかしい』と言って使いませんでした。
そのノート。
使ってくれてるんだね。
中学3年のおっきな身体の男子がすみっコぐらしのノートを使ってる姿を思うと微笑ましくて
ちょっと構ってみたくなって
娘はホントは「とかげ」が大好きだったんだけど
わざと間違えて
『あ、このノート、使ってるんだ?
◯◯ちゃん、「ねこ」が大好きだったよね〜』
と言ってみました。
『は?「ねこ」?違うし。マジで言ってんの?』
とすぐさま息子からの突っ込みが。
『ウソ、ウソ。わかってるって』
息子もちゃんとわかってるね。
息子なりに
ノートを使える日が来たのかな。
それとも
たまたま…かな。
たまたま、でもいいや。
ちゃんとみんなの中に娘ちゃんは居るね。
新年度。
授業参観だとか保護者会だとか
またまた憂鬱な行事があるけれど
ママ頑張るからね。
みんなのこと見ていてね。