娘が保育園年中さんの時のこと。
「山登りに行くのでおにぎりを持たせてください」
という前日の連絡を見落としていて
おにぎりを持たせずに保育園に送って行ってしまったことがありました。
先生に預ける時にも
おにぎり持参ということに気付かないまま、娘を預けてしまいました。
その日のお迎えの時。
今日の出来事や子どもたちの様子、連絡等…
先生たちが毎日書いてくださっているホワイトボードを読むと
「頂上でおにぎりを食べました…」
・・・えっ?
もしかして今日おにぎり持参だったの?
やっとそこで気付いた私…
一生懸命山に登って
みんなはお母さんやお父さんが作ってくれたおにぎりを食べているのに、自分のおにぎりがなかった娘の気持ちを想うと
本当に娘に申し訳なくて
自分が情けなくて
娘に会うや否や涙が出てきてしまい
『ごめんね。ごめんね。』と
娘を抱きしめながら何度も何度も言ったのだけど
当の娘は、私に怒る訳でもなく
ケロッとしていて
『ママ、そういうこともあるよ。』
と笑いながら言ってくれました。
話を聞くと
一人の先生が自分のおにぎりを1つ分けてくださったようでした。
その先生にもお礼を言って
娘にも、『ママにそう言ってくれてありがとう』と言いました。
その時の私は
「たましい」のことには無関心だったから
そんな娘を
逞しいなぁ、大人だなぁ、と思ったのですが
今思えば
娘は私なんかより
ずっとずっと魂年齢が大人だったんだな…と思います。
ダメママのために生まれてきてくれた娘。
娘に教えてもらったことが多すぎて
日常のふとした時に想い出します。
今朝、おにぎりを握っていて
この出来事を想い出しました。
逢いたいなぁ…
もっともっと娘ちゃんから気付きを貰いたかったなぁ…
カラスアゲハの幼虫が蛹になりました。