先日発表された第60回百想(ペクサン)芸術大賞のテレビ部門で多数ノミネートとなり、再び注目を集める『ムービング』を送り出したディズニープラスで、オリジナル韓国ドラマシリーズ『パイン』(原題)が来年2025年に独占配信されることが決まった。

『ミセン-未生-』でも知られ、韓国で人気の高い作家ユン・テホの原作ウェブトゥーン漫画を実写化する同作は、韓国沖で貴重な財宝が発見されたことを機に、ならず者たちがその財宝をめぐり、激しい奪い合いを繰り広げるクライム・アクション。

1970年代の韓国を舞台に、漁師が海の底で何世代にもわたって失われていた財宝を発見。その財宝の一部を持ち帰った漁師たちだが、やがてその財宝が深海に潜るものを待っているという噂が広まっていく。

そんな中、憂鬱な生活から抜け出したいオ・ヒドンは叔父のオ・グァンソクと手を組み、いち早く財宝を手に入れようとする。そして、2人の計画を知った両家族の間には緊張状態が走り…。果たして、失われた財宝を手に入れるのは誰なのか―。

 

オ・グァンソク役を、『ムービング』で激しいアクションと愛溢れる父親を見事に演じ、第60回百想芸術大賞では男性最優秀演技賞にノミネートされたリュ・スンリョンが演じる。

また、オ・ヒドン役は除隊後、化イ・ドゥナ!』で復帰を果たし、大学生役を演じて再び注目を集めているヤン・セジョン。監督には、ノワールの真骨頂を描き大ヒットを記録した『カジノ』シリーズのカン・ユンソンが務める。


来年の配信に向けて、『パイン』の続報をぜひ楽しみにしたい。