この記事はわかりやすいかも

 

 イ・スマン持分14.8%買い、公開買収を通じて40%確保計画

 

 これは株の持ち分がこうなるだろうという予想です

 40%ハイブ

 9%カカオ

 8%国民年金

 5%KB資産運用

 38%その他

 

防弾少年団(BTS)の所属事務所ハイブがSMエンターテイメントの最大株主になった。ハイブがSM設立者のイ・スマン元総括プロデューサーの持分を買収しながらだ。これにより、グローバル舞台でK-POPを主導する国内エンター業界にメガトン級知覚変動が予想される。

ハイブは10日、金監院電子公示システムを通じてSM株352万3420株(持分率14.8%)を4228億ウォンに買収したと公示した。1株当たり12万ウォンで、前日終値である9万8500ウォンに比べて21.8%高い価格だ。

ハイブが買収したSM株は創立者である李元総括プロデューサーの株式18.46%の一部だ。ハイブはこの前総括の残余持分に対しても企業結合承認時点や取引終了日から1年中早い時点に売却するフットオプションを付与した。

 

ハイブはまた、SMの最大株主として地位を強固にしようと持分を40%まで拡大することにした。このため、近いうちに公開枚数にも乗り出す計画だ。公開買付価格はこの前総括から買った持分価格と同じ、1株当たり12万ウォンだ。

この日、バン・シヒョクハイブ議長と李元SM総括プロデューサーは共同声明を出し、「SMエンターテイメントとハイブを世界大衆音楽のゲームチェンジャーに跳躍させるために手を合わせた」とし「SMエンターテインメントの支配構造改善と経営先進化にも積極協力するだろう」と明らかにした。

業界ではハイブの登板時期が絶妙だと評価する。今はこの前総括が最大株主席を守っているが、有償増資が進行すれば持分が希釈されるだけでなく、強力な買収希望者であるカカオが2大株主に上がって大株主として影響力が弱まる可能性が大きいためだ。ハイブはこれまでSM売却説が出るたびにカカオ、CJ ENMと共に潜在的買収対象者として取り上げられてきた企業だ。

SMの立場は強硬だ。SMはこの日午前、イ・ソンス、タク・ヨンジュン共同代表など経営陣25人名義で「外部のすべての敵対的買収・合併(M&A)に反対する」という立場を明らかにした。

 

ハイブがSM買収戦に電撃参戦しながら、グローバル舞台でKカルチャーを主導するエンターテイメント業界に史上初乳の地殻変動が起こる見通しだ。ハイブは世界的なグループBTSをはじめ、セブンティーン、トゥモローバイトゥゲザー、エンハイフン、ニュージンス、ルセラフィムなど人気のKポップスターを保有した巨大ラベルだ。SMもKポップのギトルを拭き、世界に拡散した主役として東方神起、スーパージュニア、シャイニー、EXO、NCT、エスパなどが所属している。

ハイブは歌謡界の後発走者で、BTSという大型グループを育てたが、「伝統的なビッグ3」に挙げられてきたSM・JYP・YGエンターテインメントに比べて「Kポップ伝統と遺産」が不在という弱点がある。結局、SMはハイブにK-ポップの遺産と将来の価値の両方をもたらす会社になることができる。ハイブとSMの結合はエンター業界をハイブ中心に再編、「4強」から「1強2中」に変化させると業界は見る。

バン・ハイブ議長と李元SM総括もこの日の声明で「SMエンターテイメントとハイブはそれぞれ蓄積した能力を総合してラベルとプラットフォームを筆頭とした多様な事業領域で強力な戦略的相乗効果を創出していく」と述べた。コ・スンヒ記者