皆さん、こんにちは。
こうしてブログを書くのも約3年ぶりとなってしまいました。
 
 新型コロナウィルスの影響で、2ヶ月近くに渡る休業は、経験の無いことで、その期間何をすれば良いのか、また再開するにしてもどのような条件下でならば再開できるのか、模索の日々が続いております。
 
 去る5月25日に国が緊急事態宣言を全国的に解除し、東京都からの休業要請もステップ0からステップ1へと緩和される中、6月から以前のように再開する選択肢もあるのだとは思います。

 しかし、下記の点を考慮し、いちごはうすでは当面、スタジオレンタルに限った営業と、モデルさんに対してのスタジオ開放プランを設けることで、まず6月を乗り切っていきたいと考えています。
 
①国の指針に「都道府県をまたいだ不要不急の往来の自粛」という指針があること。
 この指針は、現時点では6月18日までとされています。つまり「ソフトなロックダウン」は継続中と読み取るのが正確です。たとえば、6月1日から休業要請の全面解除に踏み切る大阪府の吉村知事でさえ、「6月18日までは、首都圏1都3県との往来は自粛してください」と要請しているのです。
 そんな状況下では、とても全面的に営業再開に踏み切れるものではないと判断しました。
 
②2週間先のことは誰にもわからないこと。
 新規感染者の数はおよそ2週間前の感染状況を表すとされています。
そして直近1週間の感染者数が解除の目安となるということは、5月25日に宣言が解除された東京都の場合、5月18日~24日の7日間のデータを見たわけです。
 そうすると、感染実態を表す期間はさらに2週間前、すなわち5月4日~10日の実態をもとに5月25日に判断したことになります。
 この5月4日~10日というのは、カレンダーをみれば明らかなように、祝祝休平平土日ということで、最も外出自粛しやすい時期であったことは確かです。
 この7日間のデータのタイミングを逃してしまうと、緊急事態宣言が解除できなくなる可能性がある、と政府が考えたとしても無理からぬことです。あくまでも推測ではありますが。
 
 このような状況下で、2~3週間後の予定を組むことは、あまり意味が無いと考えられます。従って、毎週金曜日に翌週日曜日(9日後)までの予定を入れる募集を開始することにいたしました。
 
③キャンセル料金がとれないこと。
 本格的な感染拡大前の3月頭から、カメラマンさんであれ、モデルさんであれ、大量のキャンセルが発生いたしました。
 これらのキャンセルにつきましては、もちろんキャンセル料金などはいただいておりません。
 今回、通常通り再開したとしても、何が起こるかわかりません。
・発熱がある。
・職場に感染者が出た。
・自分が濃厚接触者の疑いがある。
・外出が怖くなった。
 ご本人に責任が無くても、キャンセルせざるを得ない場合もありますから、とてもキャンセル料金をいただけるような状況ではありません。
 特に通常のいちごはうす・いちごいちえのエントリー・予約に関しては、カメラマンさんとモデルさんに交流があるわけでもなく、どちらの側からのキャンセルであれ、キャンセルがあった場合に補償が難しい、という問題があります。
 
 そうかといって、無理をして参加していただくことは、当然避けなければならないわけで、今後もこの悩みは当面継続すると考えられます。
 この点をふまえ、カメラマンさんとモデルさんがマッチングする予約については、スタジオレンタルという、あらかじめカメラマンさんとモデルさんとで細かな打ち合わせが済んでいるものに限定して、再開をすることにいたします。
 
 以上、スタジオ営業再開についての指針を記させていただきました。
 6月2日から6月21日までは、上記体制で運営してまいります。
何卒ご理解ください。
 
 収入の減っているモデルさんのことを考えると心苦しいのですが、多少なりとも役に立てるかな、ということで、スタジオ開放プランというのを用意してみました。
 
 6月22日以降の予定につきましては、6月19日にはご案内できるかと思います。

 よろしくお願いいたします。