言葉の向こう側にある 大切なもの

 

コーヒーを飲みに行ったはずなのに

気が付けば
人生の話になっていました

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その日
カフェのオーナーさんが
静かに話してくださいました

人と人は
本当の意味では
分かり合えない



その言葉は はじめ

どこか寂しく聞こえたけれど

 私は
不思議と温かさも感じました黄色い花



きっと

分かり合えないからこそ

人は

言葉を選び

相手の表情を見つめ

沈黙さえも受け止めようとするのでしょう



英語も
きっと同じですヒマワリ

 

英語は


単語を覚えるためだけのもの

ではありません


文法を間違えないためだけのもの

でもありません


I want to understand you.

「あなたを理解したい」

その気持ちを届けるための
一つの方法なのだと思います



教室でも

子ども達には

上手に話す事も大事だけど

相手の話を最後まで聞く事

違う考えに出会っても
「そういう考え方もあるんだね」

と受け止める事

そんな心も一緒に育ってほしいと願っています


世界には

いろいろな国があって

いろいろな言葉があって

いろいろな価値観があります


だからこそ

英語は
人と競うためではなく

人とつながるために学ぶもの

私はそう信じています


ちなみに
この日も
にゃんこ先生は心の中でひと言

 


にゃああしあと

ことばは ちがっても

『だいすき』っていう きもちが
つたわると うれしいにゃラブラブ

にゃはは~あしあと

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それが
Beyond Words

言葉の向こう側にある
本当に大切なものなのかもしれません🐈🐈


今日も教室では

英語だけではなく

その先にある

Beyond Words

子ども達が
人を理解しようとする心を育てられるよう

そんな小さな種を
一つひとつ
大切に育てていきたいと思います

 

 

 

教室には
いつも同じ席があります

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幼児さんも

小学生になった子も


中学生になった子も


みんなが 代わる代わる座るその席は
何年経っても変わりません


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先日
レッスンをしながら
ふと不思議な気持ちになりました


目の前に座っている’その子’は
中学生です


けれど私の頭の中には

初めて会った頃の姿が
今も残っています



まだ小学校へ上がる前

椅子によじ登るように腰を掛け

テーブルの向こうから見えたのは
ふわふわの髪と

くりくりした目だけでした


足は床に届かず

ブラブラ


英語の答えを考えるより先に
「ねぇ~、きいて♪!」
が飛び出してくるような子



それが先日

いつものようにレッスンをしていて

何気なく顔を上げた瞬間

私は少しだけ驚きました


そこにいたのは

もうテーブルに隠れてしまうような
小さな子どもではありませんでした


肘を机につきながら話す姿

長く伸びた指先

少し大人びた横顔

そして時には
私が見上げることさえあるのです


同じ席なのに

同じ教室なのに

見える景色だけが変わっていました


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いいえ

変わったのは景色ではなく

その子が歩んできた時間なのでしょう


子どもたちは不思議です

毎週会っていると

先週より劇的に変わった

とは感じにくいものです


昨日と今日に

大きな違いがないように



けれどある日

窓辺に差し込む光のように

ふっと気づくのです



ああ、大きくなったなぁ、と。



身体だけではありません

以前は間違えるのが怖かった子が、


今では自分の考えを話してくれる。

以前は下を向いていた子が、

相手の目を見て話してくれる。


そういった変化は

毎日の中では見えないのに

振り返ると
確かにそこにあります


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もしかすると

私たち大人も
同じなのかもしれません


変わっていないようで、


少しずつ変わっている。

進んでいないようで、


ちゃんと前へ進んでいる。



教室のいつもの席は

そんなことを時々教えてくれます

 

 

今日もまた
誰かがその席に座ります

そして私は

いつかまた

新しい景色に気づくのだと思います

 

好きの先にあった景色

 

最近読んだ本本

原田マハ著
『キネマの神様』


映画を愛する人たちのお話です

日本語の本ですが

登場する映画を
’英語’に置き換えて読み進めました


この本に出てくる人物はみな
映画が好き


「好き」が

人を繋ぎ


新しい出会いを生み

思いもよらない景色へと連れて行ってくれる

そんな物語です。



この本を読みながら

ふと自分の教室のことを考えました

私たちの教室は

大手の英会話スクールのような
立派な教室ではありません


自宅の一室で

主人と
4匹のにゃんこ先生たちと一緒に
営む小さな教室です



大手スクールさんのように
何百名の生徒さんたちを
抱えているわけではありません


テレビCMもなければ


立派な看板もありません



でも

ありがたいことに

たくさんの
温かくて素敵なご縁

があります



兄弟で通ってくださるご家庭

卒業しても連絡をくださる生徒さん

遠くへお引っ越しをしても

別の方法で
つながり続けてくれる生徒さんたち




考えてみると

これは本当に不思議なことです



教室を始めた頃は

思うようにいかないことも

たくさんありました

心が折れそうになったこともあります

悔しくて涙を流した日もありました



でも今振り返ると

良かった出来事だけではなく

うまくいかなかった出来事も
ぜ~~んぶ
ぜ~~~んぶ

私たちの教室を育ててくれた



関わってくださった一人ひとり

すべてのご縁が

今の教室の土になっている

そんなふうに感じるのです



英語を教えているはずが

私たちの方が
たくさんのことを教わっています



子どもたちから
親御様から
大人の生徒さんたちから

そして

この教室を訪れてくださる
すべての方から



先のことは分かりません

10年後

20年後

この教室がどんな景色を見ているのか

分かりません



でもひとつだけ確かなことがあります

それは

私たちが
英語と
子どもたちと
保護者様たちと
大人の生徒さんたちが
好きだということ



そしてこの確かな

「好き」の先に

今の景色がありました

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好きなことを続けとったら

思いがけん景色に

 

出会うことがあるったい

今日もまた

小さな教室のドアを開けます。

どんな出会いが待っているのか

どんな物語が始まるのか

それはまだ分かりません

でも

その分からなさも含めて

私たちはこのお仕事を
とてもいとおしいと思っています。