先日3歳の子供を初めて歯科に連れて行きました。
前歯の一部分が白く濁ったような感じになっていて、ネットで調べてみると初期の虫歯の可能性もあるということだったので、ママ友の子どもが虫歯治療で通っていると言う歯医者を紹介してもらいました。
結果、虫歯とまではいかないけれど、少しエナメル質が変化しているということでした。
今の段階ではフッ素を塗って虫歯予防をしながら経過観察をしていけば良いということでホッとしました。

子どもの虫歯治療について色々質問してみると、今では明らかな虫歯であっても進行止めの薬を塗ったり、レーザー治療もあるので痛みを伴うような深い虫歯でない限り、削っての治療をしないケースがほとんどだそうです。

私が子どもであった30年以上前は、虫歯は早期に見つけ削って詰めて…という治療が一般的でした。
そして詰めたところからまた虫歯になるという悪循環で、子どものことから虫歯に悩まされたものです。
さらに歯医者さんがとても怖くて泣こうものなら太ももをピチャリと叩かれた覚えも鮮明にあります。

3歳の子どもも初めての歯医者で大泣きしてしまうかと心配だったのですが、先生も衛生士さんもとても優しく、口の中をみて薬を塗るだけですぐに終わり、帰りにかわいいシールや消しゴムのお土産までもらい「また歯医者いく~」と言うくらいです。

今後3ヶ月に1度、フッ素を塗りに通院していくことになりました。
現在はその歯科医にもよるかと思いますが、全般的に予防歯科という考えが浸透してきて、治療法のみならず患者への対応も変化したのだなと思いました。
またその歯科では大人の虫歯治療でも、本来神経を取らなければいけないような深い虫歯でも、必要以上には大きく削らず、薬をつめて治す方法を取り入れているということでした。

私は昔の治療で口の中が金属だらけになっていますが、自分も一度この歯医者さんで診てもらいたいと思いました。
子どもの受診をきっかけに歯科治療の進化を実感した出来事でした。

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