ふつうっていう言葉。
ふつうっていう言葉がいまだによくわからない。
でもたぶん学生の時の私ってふつうだった。
一人になる勇気もないし、
目立ったグループにはいるわけでもなければ、暗いグループにはいるわけでもなく
クラスみんなでもないけど 七割ぐらいの人とは
あははってなれるような人で、
当たり障りのないことをいってみて、なるべく人に嫌われたくなくて、あんまり話あわないなあって
思っても、なんとなく笑っちゃったりして、ふつうで淡々としていた。
高校生のときは バンドをやっていたから 放課後 バンドをやるのがすごく楽しかった。
言えない言葉や自分の中にあるよくわからない 何かやってみたいなとか 何かになってみたいなとかいう熱を出せないから ベースの中にもわもわ入れて 吐き出してみて、
アンプから大音量で ベースの低い音が流れてきて すごく 気持ちがよかった
下手っぴだけど 歌ってみたくて 歌ったらいつも目を合わせないだれかと目があった。
やっと意思疎通できた目と目の中。
何にも言えないから目とバンドしか武器がない。
あとは 放課後聞く 音楽とか 一人でギターをひいて お部屋の中で歌ったりとか、していて、
本音みたいなものってバンドの中に音として吐き出せていたかんじで 高校生のときって
絵がなくても バンドがあったり 数少ない友達が 本当のこと言える友達がいたから 楽しくて、
この人たちとバンドやってるとき 今しかないなあって思ったから 勉強しないでずっと音楽をやっていた。
絵もあんまり描かなくて 美術部だったけど 美術室でベースを弾いてて ダメな部員だった。笑
卒業して 専門学校にいって 高校のバンドのみんなとお別れしたのが 自然とみんなどこか大人になっていってくのが ふつうに流れて行ったのに 自分はなぜか 自然と大人になる風の中にいれなかった。
大人になるってことは 今もよくわかんないし もう22歳なんだからしっかりしろ って言われるし、そんなこという人はたいてい ずっと誰かにニコニコできちゃう人だし そういうのが大人なら なんねーよ って今もいっちゃうし 描いちゃう
今日はここまでにして また絵を描こう!夜中かくのが一番好きだ
過去をふりかえるの たまにはいいけど全然かっこよくない 笑