『指導者としての心得』
・ ・・ 柔らかなまっすぐ ・・・
私たちは、毎日選手たちにたくさんのことを語りかけます。心と言葉がピッタリのとき、その言葉はまっすぐに進みます。でも、ただのまっすぐは、人を倒してまでも突き進もうとします。人の心に残らない言葉です。でも、柔らかな心から出たまっすぐは、柔らかくてまっすぐで相手の心の形に合わせて大きくなったり、小さくなったり、いろんな形に変わったりしながら、まっすぐになって進んでいきます。柔らかな心と言葉がピッタリのとき、その言葉が人の心に響くのです。そんな言葉を持ちたいものです。
・ ・・ みずからの意思で ・・・
競走馬の走りがいちばん美しくなるのは、競馬を引退してふるさとの牧場に帰り、自由に走り回るときだそうです。競走馬のときは、スピードはあっても走りは美しくないと言います。それは、ムチがあるからだと言います。走らされているからなのでしょうか・・・・・・。
人間も同じ、自分の意思で動いてこそ、美しくなるのだろうと思うのです。させられる動きは決して美しいものではありません。選手一人一人が、自分の意思でプレーをする、そんなチームを作りたいものです。
反省と謙虚さを忘れると、
大人の仲間から離れてしまいます。
信念と一途さを失うと、
選手(子ども)の群れから離れてしまいます。
「月間バレーボール」より抜粋