黒猫いっちょん | 知覚過敏と呼ばれても…

黒猫いっちょん

昨日、旦那の実家で飼ってた、黒猫のいっちょんが死んだ。



最近ずーっと調子が悪くて、ほとんど飲まず食わずの状態だったみたい。


一昨日から、やたらと狭くて暗い場所にばっかり入り込んだり、よたよたしながら奥へ奥へと…

今思えば、フラフラになりながら【死に場所】を探していたらしい。



お義母さんが朝起きたら、台所の流しの下に敷いてあるマットの上で、冷たくなってたそうです。



確か17~18歳だったから、寿命を全うできたはず。



今日

別件で用事があって電話したら、死んだ事を聞かされて

『17時には業者が来るから、それまでにお別れに来てあげて』


と言う事で、14時半頃に伺った。



着くと、リビングの外の廊下で、50cm程の段ボールの中に、いっちょんは沢山の保冷剤に囲まれながら、静かに眠ってた。



人間と違って、顔色なんてないし、毛もフサフサした状態だから…


もしかしたら眠ってるだけなんじゃない?
何でこんなに冷やされてるの?
可哀相だよ。
取ってあげようよ。


と思う位いつもの、いっちょんで、一目見た時はイマイチ実感が湧かなかった。



でも、どんなにじーっと見てても、ぴくりと動く事はなくって…





見れば見るほど、辛かった。





六年半前に初めて会った時は、丸々太ってて人懐っこくて、愛らしい猫だった。



それまで、【黒猫】は不吉なイメージがあって、苦手だったけど、いっちょんで覆された位、感じの良い猫。




旦那が一人暮しを始めたら、実家に行く機会もなくなって


結婚の報告をしに、二年振り位に行った時、久しぶりに見たら、ほっそりしてて驚いたっけ。



あらためて文章にしてみると、何だか泣けてくる。





久しぶりに、身近な存在の【死】に頭が処理できません。



生きていく上で、いつか死ぬのは決まってる事だけど



身近な人達は、私より先に逝かないでほしい。



文章が、上手くまとまらない。



自分の思ってる事を文章にするのは、難しい。



最終的に、何が言いたいのやら…



頭で処理できてないから、仕様が無いですね。



ご冥福をお祈りします。