13年目の車検を迎えるセダンから思い切って軽自動車にダウンサイジングしてみました。
このまま乗り続けると自動車税と重量税で15000円程度の増税になります。
また、古くなると故障も多くなり、特に大型車は点検維持費、修理代が高くつきます。
そんなわけでコストパフォーマンスに優れている軽自動車を今回は選んでみました。
私自身が軽自動車をメインで乗るのは初めてですが、10数年前は奥さんの車が軽自動車でした。
その頃の軽自動車に比べるとボディ剛性、内外装のデザインや装備類な目を見張るものがあります。
特に装備は上級車種と遜色ないかもしれません。
パドルシフト、クルーズコントロール、LEDヘッドライト、スマートエントリーシステムなどです。
私の軽自動車はターボエンジンなので上り坂や高速道路においてもコンパクトカー以上にパワフルに走行してくれます。
4名フル乗車でも問題なく軽快に走れます。
ただ残念なのが、軽自動車の宿命の乗り心地の悪さと、ロードノイズなどの静粛性の問題です。
乗り心地に関しては車の規定サイズが大きく影響するので、これを改善するのは無理です。
そこで静粛性を改善できないか検討してみました。
いろいろと調べた結果、面白そうなものを見つけ出すことができました。
それが静音化計画なる品物で、風切り音、ロードノイズ、ビビり音・きしみ音、エンジン音の改善ができるようです。
私が最初に試してみたのがフロントガラスとダッシュボードの隙間に挿入するビビり音低減モールです。
ターボ車は足回りが硬めに設定されているので悪路とか段差ではダッシュボードがビビることがあります。
作業をしていてフロントガラスとダッシュボードの隙間が結構大きいのに驚きました。
ビビり音効果の期待度は少なかったのですが、これが思った以上に効果があり今までの段差などで拾っていたビビリ音が、うそみたいになくなりました。
次に着手したのがロードノイズ対策です。
ロードノイズ対策にベストなのはタイヤをコンフォートタイヤにすることです。
しかし今回は違う方法を試してみました。
対策用品にはラゲッジールーム用とフロアマットの下に敷き込むロードノイズ低減マットなどがあります。
ラゲッジールームからの侵入音は大きいので効果を期待して作業に取り掛かりました。
最近の車はスペアタイヤが装着させていないものが多くパンク修理キットが装備されています。
その下のラゲッジールーム内張りをはがすと車体の金属部分が見えてきます。
そこへアルミ製の制振材を数カ所貼り付け、その上に吸音材で覆うようにし、ラゲッジールームの内張りを元に戻します。
果たして、その効果はどうなのでしょうか。
いつもの試乗コースで試してみると、施工した事の気持ちから侵入音が少し改善された気がします。
運転席からはあまりわからないかもしれません。
1週間ほどたってから運転席、助手席のフロアマット下にノイズ低減マットを敷いてみました。
フロアマットと同じ形状で切り抜くだけなので直ぐに施工できます。
ラゲッジルームの静音化とフロントのロードノイズ低減マットの相乗効果で少しロードノイズが小さくなったと思います。
効果が有った感じがします。
それから2~3週間して後席側の施工に取り掛かりました。
前回の方法と同じで後席のフロアマットと同じ形状にカットするだけです。
ここまでの静音化はダッシュボード、ラゲッジルール、フロントのマット下、そしてリアのマット下です。
効果を確認してみました。
いつもの試乗コースを走ってみると今までは少し静かになったかな程度でしたが、今回の施工で間違いなく静音化が体感できました。
今までの施工の相乗効果が出た結果でしょうか。
オーディオ(カーナビ)のボリューム2つくら下げられた感じです。
これまでの施工方法では納得のいくレベルまで改善できました。
最後にリアゲートに吸音材をアルミテープで貼り付けてみました。
あまり吸音材を入れすぎて重たくすると、ゲートの開閉に問題が生じるので適当な量を施工しました。
その結果は開閉音が少し重厚感がある音に変わりました。
静音効果は停止中の後方車両からのエンジン音が気持ち、静かになった気がします。
精神的な効果かもしれません。
予想外だったのがリアドアの開閉音がすごく好みの音になったことです。
ダッシュボードの隙間対策からラゲッジルーム、前後フロアマット下の静音化、リアゲートへの吸音材と静音化対策をしてみましたが、軽自動車では間違いなく静音効果があると思います。
興味がある方は一度、試してみてはいかがでしょうか。
近くパーツ取り付け専門店でドライブレコーダ・ カーナビを取り付ける予定です。