大猫先生!ギリシャと欧州連合ががようやく財政支援案で合意をしたようですね!

ウム。結局、7月5日のギリシャ国民投票で否決した、欧州の提示した削減案よりも厳しい内容で合意することになったようだニャ。これまで以上に厳しい情勢が続くということになるニャ・・・ギリシャの支援合意で、株式市場は沈静化するか、今後の展開も注目だニャ!

こんな時に含み損を抱えて何もできないのってホント悔しい!

少し上がったからといっても、なかなか取り戻せるほどの利益にはならないニャ・・・

今週どのくらいまで戻るのかな・・?

日経平均の値動きを見てみるニャ。



ん?なんか見慣れない線がいっぱい引いてあるね!

ウム。これは「ボリンジャーバンド」というテクニカル指標だニャ。中心の緑色の線が移動平均線で、その一つ外の線が、
標準偏差1(±1σ)、さらにその外が標準偏差2(±2σ)というニャ。株価は統計学的に、この標準偏差の中に収まるという事を示しているニャ。

・移動平均に近い上下線の間で株価が動く確率(±1σ)=約68.3%
・さらに外枠の上下線の間で株価が動く確率(±2σ)=約95.5%

確かに、一番外枠の中におさまっているわね。ん?でも直近の大幅下落の時は一気に外にはみ出しているわ!

株価はバンドの中に収まる、ということはそれをはみ出した場合は、統計的には異常値だから、この場合、理論値に戻るということが言えるニャ。

そういえば、直近の高値になった20,952円の時も、バンドの外に出ているニャ!今から考えると、上がりすぎていたということニャ。

ウム。ただ、気になるのは移動平均の傾きだニャ。やはり足元の大幅調整の影響から、移動平均がやや下向き加減になっているニャ。ひとまずここは移動平均を超えることができるかどうかが注目ポイントになりそうだニャ。

市場に安心感を与えたギリシャの合意。日本株ははたしてどこまで戻るのか!?