今日、6月10日の日本株市場は日銀総裁の発言によって大荒れになったニャ。
ウム。ここ最近の日本株市場は、直近では先物主導で20000円付近の攻防が見られたり、そうかと思ったら為替が急激に円高に触れ出したりして、不安定な動きが続いているニャ・・・ 今日、日銀総裁が為替相場についてこんなことを言ってたニャ。

【黒田総裁の発言内容】
「実質実効為替レートでみると円安になっているのは事実」 「(実効為替レートで)ここからさらに円安はありそうにない」

急に円高に動いてたのはそのせいだったのね!
実際の値動きはこんな感じだニャ。(2015/6/10 ドル円相場 5分足)

この発言で、底値から切り返していた日経平均は急激に下げてマイナスに転じてしまったニャ。ホント、余計なことをしてくれるニャ!
プンプン!

でも、19時くらいにドル円は急にまた上昇しているね?なんでかな??

どうやら、甘利再生相が「総裁は、市場に影響を与えるつもりはなかった。(スイマセン)」的な発言をしたようだニャ。

要人発言って、やっぱり凄い影響力があるんだね!でも市場に影響与えないように発言するなんて難しいよね・・・

ウム。発言者はそういう意図は無いと思っているにしても、実際は市場関係者は常にマーケットを見ているから、思惑ですべて動いてしまうニャ。問題はその影響がどこまで続くのか、一時的なモノなのかを見極めることニャ!トレンドが崩れるくらいの継続性があるのか、はたまた一時的な冷や水か・・・