<14 王妃の寝室>
この部屋はヴェルサイユ宮殿の中でも私が一番好きな部屋なのよ!
女の子ここもベッドがあるね?寝室なのかしら?
そうなの。ここは王妃の寝室よ。歴代3人の王妃が利用し、19人の王の子供がここで産声をあげたの。
 
   
女の子まさにお姫様ベッド仕様ね!あの天井の飾り、憧れるわぁ~!
当時、王室の出産は一般公開されてたのよ。世継ぎの誕生をみんな心待ちにしてみんなから祝福されていたってことね。この部屋で公開されている家具や装飾品はマリーアントワネット時代のもので、1980年に復元されたものよ。

<15 貴族の間>
この部屋はおもに、マリー・レクザンスカが謁見を行ったところよ。
マリー・レク・・・? マリーちゃんのことニャ?
そんなわけないニャ。ルーブルでも同じようなこと言ってた気がするニャ。
 
   
マリー・レクザンスカルイ15世の妃ね。
ということはあの絵の人はルイ15世かニャ?
そういうことね。この部屋の装飾は、マリー・アントワネット時代に天井画以外の全て作り変えられたのよ。壁は青リンゴ色のダマスク織りを張り、当時流行していた英国式のマホガニー材の家具ででそろえられているわ。


<16 大膳式の間(グラン・クヴェールの間)>
ここは王と王妃が公式の食事をした部屋ね。
女の子公式の食事?食事も公式とか非公式とかあるんだね。
公式の食事には出産の時と同じように、一般の参列が許されていたんだけど、テーブルに着くことができたのは王族のみだったようね。
 
   
あと、ルイ16世とアントワネットのグラン・クヴェールの時の振る舞いについて、こんな記述が残されているの。

「王妃が王の左側に座り、二人は暖炉を背にしていました。(中略)王は食欲旺盛でしたが、王妃は手袋を脱ぐことはなく、ナプキンを広げることもなく、 困った態度でした」

女の子王妃にとってグラン・クヴェールの夕食は退屈だったのね。
退屈しのぎにアントワネットはグラン・クヴェールの夕食の際に音楽を要求し、そのために部屋の中に演奏者用の舞台が設置されたのよ。

<17 衛兵の間>
ヴェルサイユ宮殿では、王と王妃と王太子のみが自らの衛兵を持つことができたの。ここは特に王妃の警護にあたった12人の衛兵たちの控えの間として使用されていたところよ。

衛兵にはどんな任務があったのニャ?
主に居室の出入口の見張りね。王子が通ると武器を手にして、ミサの時には礼拝堂に詰めて、王家の晩餐の護衛をすることが任務だったの。
フランス革命の時も大変だったニャ?
そうね。1789年10月6日の明け方、この衛兵の間に、国王に食糧を求めて人々が襲撃して王妃の居室に迫ったのよ。


<18 戴冠の間>
ここはさっきの衛兵の間の続きにあたる部屋ね。
あれ?あの絵、さっきの美術館(ルーブル美術館)で見たニャ??
ニャンまるちゃん、よく覚えてたわね。
褒められたニャ!(^m^ )LOVE

ここにはジャック・ルイ・ダヴィット作「ナポレオン1世の戴冠式」が飾られているわ。
ルーブル美術館にあるのとまったく同じものニャ?
部分的にちょっとだけ違っているわ。ここにあるのはダヴィット本人の手によるレプリカで、ルーブル美術館に所蔵されている方がオリジナルね。
まるで美術館ニャ!!
この広間は19世紀に国王ルイ=フィリップが美術館とした際に全面改装されたのよ。

ヴェルサイユ宮殿の外観と庭

かくれんぼが好きなカール。どこかわかりますか??( ̄∀ ̄)


モンサンミッシェルとベルサイユ宮殿、フランスの2大憧れゾーンを制覇だニャドラの手
女の子やったね!
やったニャ!キャハハ