モンサンミッシェルに突入!(その6)~迎賓・礼拝堂・太柱~【ラ・メルヴェイユ(la Merveille) 中層部①】<迎賓の間(Salle des hôtes)>この部屋は、合同食事室の真下に位置する部屋ニャ。王様や貴族を迎えるために造られた部屋ニャ。偉い人が来る時にここに呼んだのニャ?当時の社会的身分では修道僧などの聖職者が一番位が高く、その次に王族や貴族たちでしたが、このモンサンミッシェルの構造においてもその階級ごとに上層部、中層部が分かれていました。本当によくできている建物ね~! 迎賓の間に来たことをいいことに、偉い人(猫)になったカール。と、カールの後ろの方にちょっと暗い部分があることに気がついたニャンまる。ここ、なんか暗くて上の方に穴があいてるニャ。(ガイドさん)>ここは暖炉だよ!普段、修道僧たちは肉料理を食べることはありませんでしたが、貴族たちを招いた時には、ここので肉を焼いて振る舞ったんだよ!ここでバーベキューしてたニャ!?ま、まぁそういうことね・・・ハハハ・・・( ̄∀ ̄)<マドレーヌ礼拝堂(Chapelle St-Madeleine)>迎賓の間の隣にある、貴賓のための礼拝堂ニャ。外部からの入り口あって、この礼拝堂へは外から直接入る事ができるようになっているニャ。修道僧たちの修行の邪魔にならないように、貴賓たちや外部から巡礼に来た人たち用に造られたといわれています。マドレーヌ礼拝堂のステンドグラスには、巡礼者のトレードマークとなっている「ホタテ貝」がデザインされています。 <太柱の礼拝堂(La crypte des gros piliers)>この太い柱はなにかな??ここの位置からすると・・・一番最初に見学した修道院付属の教会の真下になるニャ。(ガイドさん)>ここは、上層部にある修道院付属の教会の内陣を支えるために造られた太柱の礼拝堂といわれるところだよ。1本の柱で1周5メートルもあるんだよ!太いニャ。ボクたちが全員で囲んでも余るほどニャ!オベール司教が最初に建てた礼拝堂では人々を収容しきれなくなったために、11世紀にロマネスク様式の付属教会、さらに15世紀にはフランボワイヤン・ゴシック様式の内陣部分が増築されましたが、この地はもともと岩山であり、上へ上へと増築するしかなかったため、その重さを支えるためにこの太柱が造られました。