【ラ・メルヴェイユ(la Merveille) 上層部】
<外柱廊(Grand Degré)>




ラ・メルヴェイユ最上層にある中庭はまさに空中庭園!






回廊の構造は重量を軽減するために木材が使用されています。2つに並べて建てられた中庭を囲む柱は、交互にずらして配置されており、常に変化してみえるよう、また、無限に続く回廊に見えるように視覚効果を作りだしています。



柱の一つ一つに、ノルマンディー風の彫刻があしらわれていて、葡萄やバラなどで装飾されています。




回廊の外壁側には、あざやかな色のガラス張りの小さな出窓が作られています。





<合同食事室(Réfectoire)>











合同食事室から階段を下りる途中、有名なレリーフがあります。








モンサンミッシェルからほど近いアヴァランシュに住む司教オベールの夢に、大天使ミカエルが現れ、「あの岩山に聖堂を建てよ」と命じたが、司教はただの夢だと思ってなかなか信じなかったの。業を煮やしたミカエルは3度目に夢に現れた時、司教の頭に指を刺し込んで強く命じたのだそう。翌朝、司教は自分の頭に穴が開いていることに気づいて愕然とし、ようやくお告げが本物だと確信したのよ。
(語り手
)

