こんにちは。三週間前からずっと咳が止まらないストロベリンです。
さて、今回は電動バイクネタではありません。突然命を失うかもしれないというちょっと怖いお話。
例えば、ランチに何を食べようかと考えながら歩道を歩いている最中に、突然交通事故に巻き込まれた人があるとします。本人は死の恐怖もなく、何も予想できないまま、突然命が奪われる。でも、同様のことが事故ではなくとも起こりうる”病気”があります。
脳の病気です。心臓疾患でも急に亡くなるケースがありますが、うめいたり胸を押さたりなど、異変を感知することができます。でも、脳はそのまま意識を失うのです。
実は先般、私のふたつ違いの妹が自転車で買い物に行き、家に到着した直後に激しい頭痛に襲われました。もともと頭痛持ちではあったようですが、いつもの頭痛とはだいぶ違っていたと言います。
頭痛が起きたのが土曜日で、翌日に妹から私に電話がかかってきたのです。
「私、もしかしたらクモ膜下出血かも・・・」
「はい?? 頭イタイの? どこか痺れてる?」
「痺れてない」
「ろれつも変じゃないけど。。。なんでクモ膜下出血って。。。」
「でも、症状をネットで調べたらクモ膜下出血が真っ先に出るのよ」
「どんな症状?」
「クビが鋼鉄入れられたみたいに硬直してて」
「いつから痛いって?」
「昨日」
「昨日? んむ〜??。。。それ、ひどい肩コリじゃね?」
肩などがコリ過ぎて筋肉が硬直してしまう「超緊張」という状態を私も何度か経験していたので、それだと思って軽く考えました。ましてや肩コリから来る頭痛というのも、よく聞く話です。とぼけたやり取りのあと、心配ならきちんと病院で調べてもらえば、ということになりました。
頭痛が始まった直後よりも痛みが回復していたことから、救急車を呼ぶほどでもないと考えた妹。さらに翌日の月曜日になってから近所の医者に行き、紹介状を書いてもらって近隣の大学病院でCT検査を受けます。
すると検査後には車椅子がやって来て、即入院の手配がなされ、「もしかしたら私、手術されるかも」という電話が夕方にかかってきました。そして夜には緊急手術となり、9時間ちょっとの大手術がなされたのです。
終わって手術室から出てきた医師に話を聞くと「危ない箇所でしたが、奇跡的にかさぶたで血が止まっていたので、大事には至らなかったようです」と言われました。「発症して2日経っていたことを考えると、最悪死亡していたかもしれませんでした」とも。
妹は頭痛が始まってから意識的にあまり動かないようにしていたそうで、それも良かったと言われました。今も入院中ですが、意識はしっかりし、術後も順調で普通に歩いています。頭蓋骨を開ける手術を受けたのに、来週早々にはもう退院。とりあえず何よりです。
結果オーライではありますが、頭痛が始まったと同時に意識がなくなり、40代にして妹の人生は終わっていた可能性もありました。死の予想などこれっぽっちもないまま旅立ったかもしれないのです。出血量が少なかったという、ただそれだけの幸運。
ちなみに、医師によればクモ膜下出血は女性に多く、男性の倍近くあるとのこと。さらに、20代の若者でも発症するケースが多々あり、成人病と呼ぶには語弊があるくらいだそうです。
妹の出血箇所には例にもれず、脳動脈瘤がありました。そこが破れての出血で、MRIやCT検査を事前に受けておれば、発症前に手が打てた可能性も高いです。今は脳ドックというものがあり、私も過去に2度ほど受けていますが、妹は受けたことがなかったとのこと。
ですので、健康に自信がある人も、定期的に脳の状態は検査しておく方がいいと思います。いくら肉体が健康でも、実は脳動脈瘤という爆弾を抱えているかもしれません。
「命がある」とか「意識がある」というのは奇跡的な状態です。これらの奇跡をもっと感謝し、満喫しないといけないのだなと改めて思わされた出来事でした。軽々しく「明日がある」なんて考えてはいけないなと。
