こんにちは。タイトルの年末報告を聞いて、とても残念に思うストロベリンです。
「ミレットLi500」のメーカーであるプロッツァが電動バイクの国内事業から撤退するとの報が昨日ありました。ミレットの元オーナーで「定格出力600W」の筆者吉岡さん宛てに、プロッツァからオーナー登録者に向けた書面のお知らせが届き、それをご自身のブログで紹介してくれたのです。
「ミレットLi500」は定格出力こそ500Wでしたが、足こぎ用のペダルがあり、ペダルだけでは走れないものの、モーターをペダルでアシストするという”人力アシスト”の電動モペットでした。私が乗っていた同じ定格出力のキムコ「サンボーイ」には無い機能で、信号スタートなどでは羨ましかった機能です。
2016年12月いっぱいで販売終了を発表した
「ミレットLi500」
「ミレットLi500」は最大出力でも「サンボーイ」を上回り、軽量で取り回しも楽。航続距離も30km近くあって、バッテリー着脱ができるタイプなので、家での充電も可能。中国生産ですが独自工場だったので、他の中国製電動バイクとは比較にならない高い信頼性がありました。
プロッツァからオーナーに届けられた手紙には、電動バイクは海外事業に集約させるとのことで、これまで力を注いでいた東南アジアの三輪事業に全力投球ということかもしれません。電動二輪のバイクは欧州向けには残してほしいところではあります。
とはいえ、日本では電動バイク事業は継続できないとの判断がなされたわけで、寂しい限りです。大手メーカーが電動バイク事業を本格化させていない中、ベンチャーが乗り出しても需要を喚起できないので、在庫を抱えるリスクを負えないということかもしれません。
「ミレットLi500」は、割とかゆいところに手が届く電動モペットだと思っていましたし、後継機にも期待していました。本当に残念です。。。
それにしても、東南アジアでは三輪タクシーの電動化が国を挙げて展開されているのに、日本ではご立派な四輪タクシーや宅配バイクがぶんぶんエンジンを回し、EVオーナーといえば充電渋滞するような現在。政策的にも日本は世界から遅れている気がします。
日本でも、毎日20kmも走っていない原付ライダーがほとんどでしょう。せめてその人たちがEVスクーターに換えるだけでも大きなマーケットだと思うのですが、いまだに電動バイクの周知さえできていないのはどういうことなのでしょうね。
そうそう、「EM100」の冬場のパフォーマンス落ちを、昨日走っていて感じました。電気残量が半分ぐらいの状態で気温10度以下ですと、最速は45km/hから先になかなか伸びません。10%は落ちるようです。外で保管しおいててから走ると、寒さの影響が如実に出ます。
加速だけは悪くないのでまだ許せるものの、黄色ナンバーとしては正直心許ない速度です。ブーストボタンを押しても変わらないので、う~ん、電動原付二種のバイクなら、やはりトップスピードは夏場で60km/hは出ないと、冬場厳しいかもしれません。
「EM100」は優秀な電動バイクではあるのですが、なぜこんなに初期費用が高額なバイクなのに最速スピードを50km/hに絞ったのかが唯一分かりません。モーターの最大出力を2000Wではなく3000Wにしておいても、航続距離が多少目減りするぐらいの話だったのでは。
台湾本国でも同じような言われ方をしているようですので、今後改善されるかもしれません。折角なのにもったいない作りで、かゆい所に手が届かないような、優秀たればこそ後一歩がどうにも足りない感じがしてしまうのです。
ないものねだりではありますが、電動バイクにはそういう機種が多いです。帯に短したすきに長しといいますか、全てを兼ね備えている機種はなかなか出てこないのですよね~。





