「BIZMOⅡ」のポテンシャルと初期不良 | 電動バイク・EVスクーターユーザーブログ

電動バイク・EVスクーターユーザーブログ

マイノリティな電動バイク・EVスクーターユーザーの日常体験記。
メインの愛車はキムコ「サンボーイ」から、アディバ「EM100」に乗り継ぎました。
情報少ない電動バイクについて調べたり体験したりしたことを記録していきます。

こんにちは。比較的優秀な台湾メーカーの電動バイクにしか乗ったことがないので、初期不良の洗礼を受けていないストロベリンです。

 

今やツバメ・イータイム名義の「BIZMOⅡ」を3か月前に購入したという読者さんから、「初期不良が多い」という萎え気味のコメントをいただきました。うーん。残念ですが、さもありなん。

 

一方、時を同じくして「BIZMOⅡに惚れた」という「定格出力600W」吉岡さんによる目撃談がありました。赤坂の三分坂(TBSテレビの裏にある大変な急坂)をグイグイ登って行ったのを目撃したのだそうです。このバイクの動力性能の高さは、私がキムコ「サンボーイ」を購入した店でも伺っていて、ずっと気になっていたのは事実。

 

BIZMOⅡ

 

とはいえ、少し変なタイミングで販売が開始されたバイクでもありました。初期不良の話がさもありなんと思ったのは、元メーカーであったテラモーターズが会社の方針転換を決めたであろう時期にこのバイクが販売されているのです。車体を詰めている最中に、どうも同社が電動バイク事業から離れるような決定がなされたようなのです。

 

ほぼ同時期から販売が始まった「A4000i」に関しても同じ懸念がありました。「A4000i」に至っては、販売開始から1年前にはあった試作機とほぼ変わりない状態で販売が開始されたようだとの声までありました。そんな現在のテラ社のホームページは開店休業状態です。

 

「A4000i」

 

現ユーザーの方々には粘り強くこらえ、メンテしてくれるお店の人にも怒りをぶつけることなく、彼らの経験値をも育てている気になってほしいです。ユーザーからのそうした声がメーカー側にフィードバックされ、それらをメーカーが気にして修正していけば、きっと良いバイクに育つはず。ポテンシャルは高い。ですからどうかしばらく我慢してもらいたいところ。

 

業務提携したツバメ・イータイムでは、コントローラーはもっとスムースな加速ができる新開発のコントローラーに変える計画があり、細かな車体の修正点も改良してくると思われます。もう少しすれば「BIZMOⅡ」も、きっと素晴らしい電動バイクに進化するでしょう。ポテンシャルを生かせるかどうか、新たな人たちの目と手に期待です。

 

と、ここまで書いておいてなんですが、実は私はこれらの機種に乗ったことがありません(笑) 明日デモ試走するので調整中とか、原因不明の故障で動かないとか、私がこのバイクに乗れる機会があるたびに、いつも何かの理由でバイクが「走れない状況」にあったのです。「A4000i」を含めて、どうも私はテラ社とはご縁がなかったようです。

 

もし試乗できたら、テコの「ビジネステコ」と乗り比べてみたかったんですけどね~。ツバメ・イータイムさんにメーカーが代わったことで、町で試乗できるようになるかしらん。