時間はかかりましたが、ついにマネジャーに昇進することができました。


目標達成ということになるのですが、この業界は常に上には人がいるので、

自分の力に自信が持てないのが正直な気持ちです。


まぁ、そうも言っていられないので、

説得・納得させる力を打率が多少悪くても、長打が出るようにし、

マネジャーとして確固たる柱(専門性)に磨きをかけ、

社内・社外でのポジショニングをはっきりさせていきたい。


ここ2,3週間くらい、プランの現場への落とし込みが軌道に乗らず、イライラの日々。

スタッフにも厳しい口調で注意・指摘したり、クライアントに優先度が低いことにでも食いついて論破しようとしたりとうまくいっていない。

なんとかして、心に若干でもゆとりをつけなといけないなぁ。

次のステップへは、視座を高くすることが必要。

わかってはいたが、はっきり言われて、すっきりした。

コンサル余命半年。延命できるか、時間はわずか。

「どんな分析でも、そこから生まれる主張が明らかでないと意味がないんだ。だから何をするのかという意味づけ、つまり、メッセージが明らかでない限り、あまり意味がないということだ」(引用:「知りたいことは「面」に聞け!」P2より)


最近、分析結果をパートナーに提示するときに、自分自身がただの作業者になっている時があって、反省していたところに、タイムリーにこれを指摘する文章を、「知りたいことは「面」に聞け!」で見つけました。


経営コンサルになったときに初めて言われた言葉との事だが、8年目の自分としては非常に痛いお言葉。


それから、「知りたいことは「面」に聞け!」は、後さんの分析の本の補完として、非常に良い本だと思います。

「ざつな仕事をするな」

「締め切りが近づいたからとやっつけ仕事をするな。そんな状態で作った紙は通用しない」

「良いアイデアが浮かばないなら、早めに手を上げるのも君の責任」


1週間の遅れ。どう取り戻す?

今フェーズから、下に1名のスタッフが配属された。

私の受け持つパートで、うまく仕事を割りふっと、レバレッジを効かせなければならない。

現時点での悩みは、


①説明、待ち、レビューの時間を考えると、自分でやってしまったほうが早い

②つまらない仕事しか触れず、やりがいは感じていない(だろう)

③その割には、解決しなければいけない課題が多くて、自分自身が回っていない


ある程度のかたまりをきって、明確なアウトプットイメージと気持ちゆとりのある期限を与えてやることが必要なんだとは思うのだが、こちらで明確なアウトプットのイメージができていないことが一番の問題。


やっぱり向いていないのか?

今日のボスからのお言葉。


「戦略コンサルタントとしてのモラルハザード」

やっつけ仕事をして、クオリティーがまったくない紙を作ったことに対して、無責任だとの指摘。


「自分のチームの「答えるべき問い」をしっかり持て」

高い視座に基づいて答えるべき問いを設定し、細かい/重要度の低い問いに埋没せずに、本当に重要なタスクに集中せよとのこと。要するに、本質を捉えよということ。


「一年後のマネジャー昇格をターゲットにして動いてもらわなければ困る」

おっしゃる通り。自分としても来年がラストチャンスとの認識。だめなら、他の生き方を探さなければならないだろう。


ここ半年、海外のメンバーと仕事をする機会があり、

苦手な英語でなんとか渡り合うには、次の3つの条件を満たす必要があると思った。


①相手に負けない領域を築く

②自分の土俵に上げる(事前にストーリーを作っておく)

③ホワイトボードや紙でイメージやフレームワークを伝え、論点を明確にする


ただ、上記の3つは外人と仕事をするときにだけ必要なのではなく、

コンサルの仕事で相手を説得する上で欠かせないものだ。


それを改めて、海外メンバーから学んだ気がする。


残念なのは、テレカンや雑談は①~③を満たせないので、太刀打ちできないこと。

ランチタイムでもてんやわんや。英語の基礎力をあげなくては。。。。

8月末で今フェーズが終わりました。

次期フェーズからは、より本質的な課題解決とこれまでの取り組みの横展開に突入します。


その前に、明日から1週間お休みをいただいて、若干バーンアウト気味な気持ちを元に戻す旅行に行ってきます。特に、8月は最後の追い込みで怒涛の日々が過ぎ、曜日・日付の感覚がなくなっていたので。




MECEに考えて、全体を構造化して考えることは重要だが、これをそのまま資料にして、説明しても心には響かない。


その上で、しっかりと優先順位をつけて、重要な3点ほどの問い・論点をびしっと示すことが重要。


結果として、資料はきわめてシンプルになるし、相手の心にも響き、行動へとつながっていく。